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年内のS・ライト級4団体統一戦に前進

ラミレス2-0判定勝ちV2 元王者ポストル振り切る 
年内のS・ライト級4団体統一戦に前進

2020年8月30日 15時22分

 コロナ禍による2度の延期を経て29日(日本時間30日)ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターでゴングが鳴ったWBC&WBO・S・ライト級統一タイトルマッチは、2冠を保持するホセ・ラミレス(米=写真)がWBC1位で元王者のビクトル・ポストル(ウクライナ)に2-0判定勝ち。他の2冠を持つWBAスーパー&IBF王者ジョシュ・テイラー(英)との4団体統一戦に前進した。

 実力者同士の対戦は一瞬も気が抜けないハイレベルな攻防でスタート。積極的に仕掛けるラミレスに対し、ポストルはラミレスが以前師事したフレディ・ローチ・トレーナーに弟子入りしてこの重要な一戦に備えた。ポストルはフットワークに乗せてジャブから王者の打ち終わりに右カウンターを決める。

 しかし7回、ラミレスの左ショートが決まりポストルは一瞬棒立ち。バックステップを踏む挑戦者をラミレスは追撃。次の8回にも王者は左でのけ反らせるなどウクライナ人を追い込む。

 そこを耐えたポストルは右強打を断続的に浴びせて反撃。しかしコーナーにロバート・ガルシア・トレーナーが陣取ったラミレスは最後まで攻撃の姿勢を貫き終了。スコアカードは一人が114-114だったものの、他の2者は115-113,11--112でラミレス。WBC王座は4度目、WBO王座は初防衛戦を果たした。

 注目のテイラーとの統一戦は、テイラーが9月26日に行う防衛戦(対アピヌン・コーンソーン)をクリアした後に日程が発表されるもようだ。Photo/SUMIO YAMADA

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