中川健太か、福永亮次か あすS・フライ級3冠戦
強打サウスポー対決 ともにキャリア最大の大一番
2020年12月13日 16時43分
2020年12月13日 15時34分
ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで12日(日本時間13日)リングに上がった前OPBFライト級王者でWBO同級14位の中谷正義(帝拳=写真)がIBF4位フェリックス・ベルデホ(プエルトリコ))に9回1分45秒TKO勝ち。空位だったWBOインターコンチネンタル・ライト級王座を獲得した。
試合はドラマチックだった。初回、ベルデホの右強打を食らった中谷が横倒しにダウン。キャリア初のノックダウンを喫した中谷はラウンド終了にこぎ着ける。しかしコンディションの良さを感じさせるベルデホは2回以降も左ジャブを上下に打ち分け、ディフェンスも巧妙。4回には見事な右クロスを決めて2度目のダウンを奪う。
6回までプエルトリコ人にリードを許した中谷だったが7回、右を浴びせると効いたベルデホはたまらずクリンチ。一気に形勢が変わる。クリンチで逃れるベルデホを中谷は懸命にチャージ。前半の攻勢がウソのようにベルデホの動きが鈍る。
8回にも右を痛打した中谷は9回スパート。左ジャブでベルデホは前のめりにダウン。続行に応じたベルデホだが、中谷の右オーバーハンドで頭から沈むとセレスティーノ・ルイス主審がストップした。中谷も右目が腫れ激闘を物語った。
中谷は19勝13KO1敗。「ダウンを挽回できたのは(テオフィモ)ロペス(ライト級統一王者=米)ともう一度やりたい気持ちだったから。途中から下から攻めて上を崩して攻めようとした。ロペスとの再戦が決まればKOを狙って今日のように戦いたい。それが私の戦法です」と中継したESPNのインタビューで答えた。ベルデホは27勝17KO2敗。
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