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WBCはラッセルとのタイトルマッチ指令

S・バンタム級第一人者バルガス フェザー級転向 
WBCはラッセルとのタイトルマッチ指令

2021年1月16日 12時13分

 WBC・S・バンタム級王者から同級休養チャンピオンにシフトされていたレイ・バルガス(メキシコ=写真)が正式に1階級上のフェザー級に転向する。WBCはバルガスをフェザー級1位にランクし、王者ゲーリー・ラッセルJr(米)の指名挑戦者にノミネートする方針。ボクシングシーン・ドットコムが伝えた。

 バルガス(30=34勝22KO)は17年2月、英国でWBC・S・バンタム級王座に就き5度の防衛に成功。19年7月のV5戦は亀田和毅を判定で下し、その後リングに上がっていない。昨年、練習中に脚を骨折。リングに上がれなくなり、WBCは休養王者に移行。元バンタム級王者のルイス・ネリ(メキシコ)が昨年10月の決定戦で新王者となった。

 バルガスとラッセルはPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と契約しており、WBCは期限を設けていないものの、両陣営に対戦を通達した。

 ラッセル(32=31勝18KO1敗)は15年3月、バルガスの同僚だったジョニー・ゴンサレスをストップしてWBCフェザー級王座を獲得。その後16年から20年まで各年1度ずつ計5度の防衛を果たしているが、「年一チャンピオン」と揶揄される。

 一方でラッセルはS・フェザー級とライト級で活躍するレオ・サンタクルス、ジェルボンテ・デイビスとのビッグマッチを希望する発言をしていたが、実現せず。最後の防衛戦で下したツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル)が昨年9月の挑戦者決定戦に勝利しており、ラッセルがどんな選択を下すか注目される。Photo/SUMIO YAMADA

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