問題児ブローナー再起戦飾る 2年ぶりリングで4年ぶり勝利
2021年2月21日 17時01分
2021年2月21日 15時32分
メキシカン対決、王者ミゲール・ベルチェルト(メキシコ)vs.前WBOフェザー級王者オスカル・バルデス(メキシコ=米、写真)のWBC・S・フェザー級タイトルマッチが20日(日本時間21日)、ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで行われ、バルデスが10回2分59秒KO勝ち。予想不利を覆し2階級制覇に成功した。
バルデス(30)が一世一代のパフォーマンスを披露。最後は痛烈な決着をつけた。序盤からハイガードで対処するバルデスはジャブを駆使して巧妙なアウトボクシングでリード。計量で130ポンドをマークしたベルチェルトは146ポンド強まで増量。そのせいかスピードで劣り、バルデスの動きに後手に回る。
4回、バルデスの左をテンプルに食らったベルチェルトは脚が震えるピンチ。追撃で何度かグラつきロープに傾き、スタンディングカウントが入る。ダメージが残る王者は5回を乗り切ると6、7回、前進を繰り返して反撃。スリリングな展開となりバルデスはハイガードと左構えで迎え撃つ。
8回、バルデスの右オーバーハンドが命中。再びペースを引き寄せたバルデスは9回、左右でベルチェルトに尻もちを着かせる。顔面が腫れ敗色濃厚となったベルチェルトは10回、それでも前進してパンチを繰り出す。しかしラウンド終了間際、バルデスの左カウンターが炸裂すると頭から前のめりに失神。レフェリーは即、試合を止めた。
今年最初の注目試合でスペクタクルな勝利を飾ったバルデスは29勝23KO無敗。リング上でしばらく介抱を受け、ストレッチャーで会場を去ったベルチェルト(29)は7度目の防衛に失敗。38勝34KO2敗。Photo by Mikey Williams / Top Rank
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