“女王”藤岡奈穂子 アラモドームでWBA・WBC統一戦 4.9ライアン・ガルシアの前座
2022年3月1日 17時00分
2022年3月1日 12時00分
ロシアのウクライナ侵攻でウクライナのボクサーの今後が心配されている。同国のヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(写真)は前王者アンソニー・ジョシュア(英)とのリマッチが注目されているが、はたしてどうなるのだろうか。
両者は昨年9月に対戦。ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムに7万人の観衆を集めたビッグマッチは、元クルーザー級統一王者ウシクが不利予想を覆し、ヘビー級3団体統一王者のジョシュアから王座を奪った。
再戦条項に基づいて第2戦のスケジュールが模索されていた最中にロシアのウクライナ侵攻が発生。ウシクはイギリスに滞在していたが、母国の緊急事態を受けて帰国した。ウシクはSNSで「私が逃げたと言う人がいたが事実は違う。私は戻ってきた」と発信。さらには元3団体統一王者ワシル・ロマチェンコと同じように領土防衛隊に入り、武器を手にすることも明かした。
これによりジョシュアとのリマッチは見通しが立たなくなったように思えるが、マッチルームボクシングのエディ・ハーン氏は「私たちは5月か6月の上旬の開催を目指して準備を継続している。この1、2週間でウシク陣営とスケジュールを決められると期待している」とボクシングUKで語った。
ウシクは当初、ジョシュアとの再戦をウクライナのオリンピック・スタジアムで開催したいと希望していたが、さすがにこれは無理そうだ。いずれにしてもウシクとジョシュアの試合がどうなるかは、今後のウクライナ情勢にかかっている。
今、多くのウクライナ選手が「それどころではない」という状態にあるだろう。彼らが1日も早く通常のトレーニングを再開し、安心してリングに上がれる日がくることを願うばかりだ。Photo by SUMIO YAMADA
2025年1月19日 2時53分
2025年1月19日 0時01分
2025年1月18日 16時55分
2025年1月18日 16時45分
2025年1月16日 18時24分
2025年1月16日 15時13分