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料理中に両眼負傷のリゴンドウ 主治医は100%の回復に期待 復帰は不透明

2022年3月8日 9時58分

 料理中に圧力鍋が爆発、両眼を負傷したと伝えられた元2階級制覇王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ=写真)が回復に向かっているとのニュース。ボクシングシーンが伝えている。

 それによると、リゴンドウは3日夜、黒豆を料理していたところ圧力鍋が爆発して顔と目に火傷を負った。その後は病院で応急措置を受けたあと、自宅に戻って回復しているという。

 リゴンドウを10年間みている主治医のオスワルド・ノルデロ氏は「彼は視力の多くを失ったわけではないが、光への耐性に影響があった。角膜と黄斑は火傷を負ったものの、壊れてはいなかった」と説明。影響を受けた組織は一般的にそれほど時間をかけずに治る見込みで、このまま順調にいけば100%の回復を期待できるという。

 ただしノルデロ氏はボクシングに復帰できるかは明言していない。マネジャーのアレックス・ボルノテ氏は「私たちは8月の試合に向けて準備を進めていたので、これはリゴンドウにとって大きな打撃だ。いま重要なのは彼の目が完全に回復すること。将来のことはそれから決めたい」と話している。

 リゴンドウは2月26日、ドバイで中堅選手ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)に判定負け。昨年8月、WBOバンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)戦に続く連敗を喫した。五輪2大会連続金メダルの天才選手も41歳になり、ボクシングキャリアが厳しい局面に入っている。

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