料理中に両眼負傷のリゴンドウ 主治医は100%の回復に期待 復帰は不透明
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2月26日に英国グラスゴーで行われたS・ライト級4団体統一戦の判定が同国で物議を醸している。王者ジョシュ・テイラー(英=写真)がジャック・カテラル(英)を挑戦者に迎えて2-1判定でベルトを守った試合だ。英国ボクシング管理委員会が調査に乗り出しているというが――。
この試合は圧倒的優位を予想されたテイラーが大苦戦。8回にダウンを喫するなど不安定な戦いぶりで、最終スコアは114-111、113-112でテイラー、113-112でカテラル。テイラーが辛くも防衛をはたした。
テイラーはこの試合を最後にウェルター級転向すると見られていた。しかし、スカイスポーツによると、今回の件を受けてテイラーは「ジャックと再戦することができる。おそらくキャッチウエートで。私は安全に(S・ライト級の)体重を作ることができない。推移を見守りたいが、再戦を望んでいる」と語った。
今回の判定に関しては、WBCヘビー級王者のタイソン・フューリーは「ジャック・カテラルの人生を壊した」と厳しく指摘。英国のメディアも多くが「カテラルが勝利を盗まれた」と批判し、英国ボクシング管理委員会も調査に乗り出している。テイラーは追い込まれて再戦容認の発言をしたのかもしれない。
とはいえカテラルは王座をかけずにテイラーと再戦しても意味がない。結局はテイラーが王座を返上、後釜をカテラルが狙うことになるのだろうか。昨年は4団体統一が絶賛されたテイラーだが、今は厳しい視線にさらされている。
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