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7.13防衛戦の井岡一翔「だれが見ても分かる内容で勝つ」ニエテスとの4階級王者対決に自信

2022年7月4日 13時45分

 WBO世界S・フライ級チャンピオンの井岡一翔(志成)が4日、オンラインで練習を公開。13日に大田区総合体育館で行われる4階級制覇王者ドニー・ニエテス(フィリピン)との5度目の防衛戦に向けて抱負を語った。

オンラインで会見する井岡

 井岡は2018年大みそか、マカオでニエテスとWBO同級王座決定戦を争い1-2判定負け。今回がリベンジ戦となるわけだが気負いはない。「3何7カ月前に負けてからいろいろなことを見つめ直し、自分自身成長して4階級制覇を達成して防衛を重ねてここまできた。ニエテス対策はもちろんしているけど、自分の積み重ねてきたものに自信を持っている」と落ち着いた口ぶりで話した。

 言葉通り井岡はニエテス戦後、トップ戦線でフルに戦い続けてきた。一方のニエテスは井岡に勝利しああと、初防衛戦をせずに王座を返上。2年以上のブランクを作ったこともあり、そのあたりが冒頭の発言につながっているようだ。

 今回の試合に向けては同門の元WBCフライ級王者、比嘉大吾を中心に100ラウンド以上のスパーリングを重ねて調整を続けてきた。「満足できる内容だった。状態としてもいいと思う」と語ったチャンピオンは「簡単な試合でないことは間違いないけど、KOで勝てたらいいと思うし、判定ならだれが見ても分かるような内容で差をつけて勝ちたい」と完勝を誓った。

 かねて希望している統一戦はなかなか叶わないが、それでも腐らずに指名試合を重ねるのはS・フライ級でトップ・オブ・トップに立つことをあきらめていないからだ。今回が日本人歴代最多を更新する22度目の世界戦を迎える井岡は「必ず勝ってニエテスとの試合に決着をつけたい」と目の前の試合に集中した。

 3日後には長年タッグを組むイスマエル・サラス・トレーナーが合流する予定。試合の模様はTBS系列で13日午後9時から生中継される。

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