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岩田翔吉の11.1世界初挑戦まであと4日 技巧派ゴンサレス攻略のカギは「躊躇せず仕掛ける」

2022年10月28日 15時19分

 11月1日さいたまスーパーアリーナでWBO・L・フライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に挑む同級1位の岩田翔吉(帝拳)が28日、東京・神楽坂のジムで練習を公開した。

ミット打ちで強打を披露する岩田

 岩田はここまでミニマム級世界ランカーの重岡銀次朗(ワタナベ)を中心に計97ラウンドのスパーリングをこなし、27日にスパーを打ち上げた。チャンピオンのゴンサレスは技巧派サウスポーだけに、岩田陣営はしっかりと対策を講じたようだ。

サウスポーとの対戦について岩田は「プロでは2試合目だけどアマでは数え切れないくらいやってきた。今回もスパーを初めて1、2回で感覚は戻った」と苦手意識はまったくないと説明。タッグを組む元2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーは「いかにこっちから仕掛けられるか。躊躇せず、怖がらずにいけるかがカギになると思う」と試合のポイントを語った。

粟生トレーナーも指導者として初の世界戦だ

 子どものころから夢見た世界タイトルマッチが目前に迫り、「ワクワク感はいつもの何倍も大きい」という岩田に対し、粟生トレーナーも「リングの上で聞く君が代はしびれるぞ」との言葉をかけ、チャレンジャーのハートを一段と刺激している。岩田は「やってきたことを信じて必ず倒して勝つ」と強打爆発を誓った。

 この日はゴンサレス陣営が公開練習を視察。岩田が粟生トレーナーのミットに自慢の強打を打ち込む姿を目にしたルイス・エスタバ・トレーナーは「ストレートとアッパーが強いのは研究済み。我々が勝つことは分かっているが、岩田はコンディションが良さそうで難しい試合になるだろう」と余裕のコメントを発した。

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