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井岡一翔「王者としてのレベルの違いを見せる」 31日にフランコと統一戦

2022年12月23日 15時28分

 WBO世界S・フライ級チャンピオン井岡一翔(志成)が23日に都内で会見を行い、来週に迫った王座統一戦に向けて意気込みを語った。井岡は大みそかにWBAチャンピオンのジョシュア・フランコ(米)との王座統一戦に臨む。この日は相手のフランコも出席する予定だったが、来日スケジュールが変更となり、井岡単独の会見となった。

打倒フランコを誓う井岡

 フランコ戦に備え、井岡は10月28日からラスベガスのイスマエル・サラス・トレーナーのもとでトレーニング・キャンプを行い、19日に帰国したばかり。井岡にとって3年ぶりのラスベガス合宿で、最愛の家族とこれだけの間離れるのも初めてのことだった。

 現地では週3日のスケジュールでスパーリングをし、その数は100ラウンドに及んだ。ボクシングに集中する環境で1ヵ月半以上みっちりと心技体を鍛え、「すべてあちらで仕上げてきた」と胸を張る。「あとはウェイト調整。コンディションをしっかりと整えます」と井岡。

 フランコについて井岡はあらためて「勇敢なメキシカンファイター。積極的なスタイルで攻めてくる」と印象を述べた(フランコはメキシコ系米国人)。日本での試合ということで一層攻撃的にくる可能性を考え、井岡は「勢いづかせないよう、攻撃を止める。距離や位置、ディフェンスで自分のペースに持ってきたい」と語っていた。

 「チャンピオンとしてのレベルの違いを見せたい」と井岡は断言する。31日は、さすが井岡と唸らせるファイトが期待できそうだ。試合は当日午後5時からTBS系列地上波で全国生中継される。動画配信サービスのTVer、Paraviでも生配信される。

 また、ジョシュア戦の先を問われた井岡は「エストラーダ選手を目標に掲げて復帰した。彼にそう言わせるところまで来たという気持ちがある」と発言。フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)が宿敵ローマン・ゴンサレス(ニカラグア=帝拳)に勝利したあと、井岡の名前が挙ったことに触れ、今後のエストラーダとのS・フライ級頂上対決を希望した。

 一方で、WBOから前WBCフライ級王者、中谷潤人(M.T)がWBO・S・フライ級1位にランクされたことについては「チャンピオンとして挑戦者を迎え撃つのは当たり前の義務。それが中谷選手であろうがだれであろうが関係ない」と受けて立つ構えを見せた。

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