元世界王者の39歳、高山勝成が高校教員免許取得と現役続行を発表 6.11再起戦
2023年4月14日 19時04分
2023年4月14日 18時53分
TBプロモーション(伊藤雅雪代表)の第2弾興行の前日計量が14日、会場の韓国仁川・パラダイスシティで行われ、出場の全選手がクリアした。あすは計5試合で、U-NEXTでライブ配信される。
メインのWBOインターナショナル・ミドル級タイトルマッチは、王者ミーリン・ヌルスルタノフ(カザフスタン=72.2キロ))に日本の竹迫司登(ワールドS=72.2キロ)がチャレンジ。ヌルスルタノフが18勝10KO、竹迫15勝14KO1分の無敗対決である。
昨日の会見でヌルスルタノフと初めて顔を合わせた竹迫。「しっかりとした風格のある選手で、自分を持っている」とその印象を語った。年明けに試合の話を聞いた。世界へ行くための試合は常にモチベーションとして求めてきたが、いざ決まり、この日のために徹底して準備をしてきた。「絶対にこけたくない」と必勝態勢で調整をしてきた。
防御を徹底して磨いたのも世界レベルで戦っていくため。あくまで持ち味の攻撃力を高めるためのディフェンス、打たせない技術だというのが竹迫の認識だ。「自分はアジアのベルトを獲ったから世界ランキングに入ったわけですが、世界4位のヌルスルタノフに勝てば自分の実力の証明になる」。なるほど、こんな手っ取り早い方法はない。「勝って世界」――竹迫が静かに燃えている。
セミのフェザー級8回戦は元IBF世界S・バンタム級王者の岩佐亮佑(セレス)がアメリカの新鋭ジャフェスリー・ラミドと対戦。岩佐(28勝18KO4敗)は57.1キロ、ラミド(10勝4KO)は56.7キロでパスした。
前回は相手の調整ミスによりキャリア最重量のS・ライト級体重だった岩佐だが、今回はベストのフェザー級。「リカバリーがすごくうまくいきました。S・バンタム級はあらためて思ってもきつかった」と元チャンピオンはリラックスした表情だった。「ラミドは筋量は線が細い、思った通り。僕を乗り越えさせない」と言葉に力を込めた。
ライト級8回戦では三代大訓(横浜光)が移籍第1戦に臨む。昨年12月に平岡アンディ(大橋)に挑んだジュン・ミンホ(韓)と対戦。ともに100グラム・アンダーの61.1キロで合格した。「いつもよりペースを早めて明確に勝ちます」と三代は語り、調子がよさそうだった。ほか、カザフ×韓国のヘビー級8回戦、昨年度全日本ミドル級新人王・時吉樹(横浜光)出場の6回戦(モンゴル人選手が相手)が行われる。
2025年4月20日 20時30分
2025年4月20日 10時36分
2025年4月20日 10時08分
2025年4月20日 8時41分
2025年4月19日 20時04分
2025年4月19日 19時54分