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原が空位の東洋王座獲得 マバオに判定勝ち 静岡

2014年3月30日 22時48分

 30日静岡県富士市のふじさんめっせで行われた東洋太平洋ミニマム級王座決定戦は、同級1位原隆二(大橋)が2位のドニー・マバオ(比国)と12回を戦って2-0判定勝ち。日本タイトル(返上)に続く2本目のチャンピオンベルトを手に入れた。スコアは比国人ジャッジのみが113-113の引き分けとしたものの、日本の2ジャッジ(石川、村瀬)は115-111で原の勝ち。やや手を焼いたものの原の勝ちは明らかだった。

原が空位のOPBFタイトル獲得(ボクシングニュース)
やや手を焼きながらも原(右)は明白な判定勝ち

 前日計量でマバオが2.5キロオーバーして失格となったため、規則により原が勝てば新王者、マバオが勝てば王座は空位のままという条件で試合は行われた。原は体重の重い相手のパワーを警戒して慎重に試合を運んだが、終始自己のペースを守りアウトボクシング。5回に両者交錯時にマバオがダウンし、マーチン主審は8カウントを数えたが、これは原も認めた“スリップダウン”。倒れた相手につい手が出て、原は減点1を取られた。

 静岡(伊東市)出身の新チャンピオンは「(相手の)パワーはハンパじゃなく、毎ラウンド恐怖感を感じた。勝てて素直にうれしい」と喜びの笑顔。これでデビュー以来の連勝記録を17(10KO)とした。

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