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2014年10月4日土曜日

村中優が8回TKOで2度目の防衛、日本フライ級戦

 日本フライ級タイトルマッチが4日、東京・後楽園ホールで行われ、世界4団体でランク入りしている王者の村中優(フラッシュ赤羽)が、同級11位の阪下優友(角海老宝石)を8回2分42秒TKOで下し、2度目の防衛に成功した。

 2011年全日本新人王の23歳、タイトル初挑戦の阪下はスピードが売り。初回からこまめに動きながら盛んにジャブを出し、背の低い村中の侵入を阻む。それでも村中が距離を詰め、ボディブローにアッパー、左のダブルなどをを交えた得意のコンビネーションを繰り出すと、阪下も引かずに打ち合って応戦。挑戦者の奮闘で試合が引き締まる。3、4回と試合の流れは村中に傾いたが、阪下は5回にラッシュ。5回を終わっての公開採点は48-47×3でチャンピオンがわずかにリードした。

 後半に入っても拮抗した状態が続いたが、徐々に村中のボディ攻めやアッパーが効いてきたか。劇的な幕切れが8回に待っていた。接近戦から中間距離の攻防になった一瞬だった。村中の放った右フックがカウンターとなって阪下に炸裂。ここまで健闘の阪下はキャンバスに大の字となり、主審がノーカウントで試合を止めた。WBA8位、WBC・IBF5位、WBO6位につける村中は「きょうは体が動かず苦しかった。昼に子どもの運動会に出たからかもしれない」と笑わせた。戦績は21勝7KO2敗1分とした。試合後「記憶がない」を連発した阪下は12勝7KO5敗2分。

◇ライト級8回戦
塚田祐介(吉祥寺鉄拳8)[3-0(78-74×3)]稲垣孝(フラッシュ赤羽)
 日本ライト級8位の塚田は初の8回戦ながら落ち着いていた。2度の日本タイトル挑戦経験を持つ稲垣はスタートからプレスをかけて攻勢をアピールしたが、3回からは塚田のペースに。長身の塚田はジャブからワンツー、さらにボディブローが効果的で少しずつリードを広げた。塚田は7勝3KO4敗。中盤から足が止まりランカー返り咲きに失敗した稲垣は17勝7KO13敗1分。

◇S・ウェルター級8回戦
清水優人(木更津グリーンベイ)[KO1回1分17秒]ムハマド・イマム(インドネシア)
 元ランカーの清水は腕の骨折によりこれが1年4ヵ月ぶりのリング。開始1分すぎに右ストレートをカウンターで叩き込むと、仰向けに倒れたイマムは立ち上がれなかった。清水は8勝2KO2敗2分。