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2014年12月8日月曜日

益田健太郎、3-0判定で日本バンタム級V2

 日本バンタム級タイトルマッチが8日、東京・後楽園ホールで行われ、チャンピオンの益田健太郎(新日本木村)が挑戦者11位の高橋竜也(ヤマグチ土浦)を3-0判定で下し、2度目の防衛に成功した。スコアは96-94、97-93×2。

 試合は初回後半に早くもヒートアップした。好戦的な高橋が仕掛け、益田がこれに応じるとたちまち打撃戦に。2回に益田がカウンターを決めて連打を叩き込む。この回の攻勢で高橋は左右の目の周辺3か所から出血した。3、4回も益田はバックステップを踏みながら、前に出てくる高橋に的確にパンチをヒットさせる。益田がフィニッシュするかにも見えたが、高橋はどこまでもタフだった。

 5回を終わって46-49、45-50×2と劣勢の挑戦者は後半に入ってもひたすら前に出続けた。タフネスとスタミナこそは高橋の最大の武器。パンチを被弾しながらも、しつこく手を出し、ボディを叩き続けると、チャンピオンに疲れが出始める。高橋は顔面から流血しながら猛然と益田に襲い掛かった。前半は楽勝ムードだった益田は、8回に入るといよいよペースダウンし、試合の行方が分からなくなった。

 しかし益田は9、10回と持ち直してゴールテープを切る。試合後「高橋選手は強かった。これがゾンビだと思った」と語った益田は21勝11KO6敗。追い上げが及ばなかった高橋は18勝13KO6敗3分。

◇ウェルター級10回戦
小原佳太(三迫)[TKO4回1分36秒]ロデル・ウェンセスラオ(フィリピン)
 OPBF・S・ライト級王者の小原がノンタイトル戦。ウェンセスラオは長身でなかなかの体つき。戦績は8勝2KO9敗1分と冴えないが、ガードを固めて、突然振り回すパンチはなかなか迫力があった。小原は上下にパンチを散らし、コンビネーションで相手を崩しにかかる。3回に右を決めて比人の左目上部を切り裂いた。ここから小原はフィニッシュを目指し、ウェンセスラオも反撃して意地を見せたが、3回の傷が原因で4回にTKOとなった。

◇S・フェザー級8回戦
岩井大(三迫)[負傷判定8回1分4秒3-0(78-73、79-74、79-73)]小山拓見(草加有沢)
 日本同級8位の岩井は距離をキープして小山を空転させるボクシング。1回に右を決め、小山がバランスを崩してキャンバスに転がった。岩井は2回にパンチで左目上部から流血。4回にはバッティングで左目上部をカットした。パンチのある小山は5回に反撃。迫力のある攻撃で会場を沸かせたが、岩井は6回に再び左を軸に立て直した。4回の傷が原因で試合終了。岩井は16勝5KO3敗1分。小山は9勝7KO3敗1分。

◇フェザー級8回戦
河野洋佑(新日本木村)[2-1(77-75、77-76、75-77)]松尾実(M.T)
 河野が右で迫り、長身の松尾が左フックとワンツーで対抗。後半は距離を詰めての攻防となり、前に出た河野がわずかに上回った。

◇S・バンタム級8回戦
勅使河原弘晶(輪島功一S)[3-0(79-72、80-71×2)]相川学己(三迫)