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2015年6月14日日曜日

岩佐亮佑が6回TKO負け、海外王座奪取ならず

 IBF世界バンタム級暫定王座決定戦が日本時間14日朝、英国ブリストルで行われ、同級3位の岩佐亮佑(セレス)が同4位リー・ハスキンス(英)に6回2分10秒TKO負け。世界初挑戦で海外タイトル奪取はならなかった。暫定王座決定戦の開催は、王者ランディ・カバジェロ(米)が足の負傷で戦線離脱したことによる。

 タイプの異なるサウスポー対決は、長身の岩佐がジャブを突き、ハスキンスは荒々しい左右のフック、アッパーを打ち終わりに合わせるボクシング。岩佐のジャブは悪くはなかったが、ハスキンスの左が岩佐の顔面を何度かとらえ、岩佐の顔が早くも赤く染まる。2回にはハスキンスの右フックで岩佐が足をもつれさせるなど、英国人が序盤をリードした。

 それでも岩佐は積極的に仕掛け、3回に盛り返し、4回は距離を詰めて鋭い左をヒットさせるなど、リズムをつかんでいくかに見えた。しかし迎えた6回、ハスキンスの左が、左を打ち込もうとした岩佐のアゴに完璧なカウンターとなって炸裂。完全に効いてしまった岩佐は追撃でキャンバスに転がった。立ち上がったところでハスキンスがラッシュすると主審が試合を止めた。左耳の鼓膜が破れたという岩佐は19勝12KO2敗。ジャッジ1人はフルマークでハスキンス。2人は4回だけ岩佐に与えた。ハスキンスは32勝14KO3敗。

 日本王者からOPBF東洋太平洋王者にステップアップし、長く世界ランキング入りしていた岩佐にとっては紆余曲折の末につかんだチャンスだった。2月にセルジオ・ペラレス(米)との挑戦者決定戦にこぎつけながら、ペラレスの負傷による試合は直前で中止に。ならばカバジェロにダイレクトで挑戦しようとしたが、同じ時期にカバジェロが負傷で戦線離脱。ようやくこぎつけたアウェーでの世界挑戦は失敗に終わった。

岩佐亮佑の話「結果的に僕が勝負強くなかった。まだまだ小さかった。絶対に言いたくはなかったけど、いい経験になった。今後続けるのであれば、どんどん海外に出て経験を積みたいと思う」

小林昭司会長の話「ハスキンスが強かったというより、今日は岩佐のボクシングができなかった。普段できることができず、ガードの甘さが出た。本人がやりたいというならもう一度がんばりたい。自分も2度目の挑戦で世界を獲ったので」Photo/BoxingScene.com