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井岡一翔に挑戦のレベコ、わずか150秒の公開練習

2015年12月25日 19時22分

 WBA世界フライ級タイトルマッチ(31日、エディオンアリーナ大阪)で王者、井岡一翔(井岡=26)に挑戦する同級2位、フアン・カルロス・レベコ(32=アルゼンチン)が25日、大阪市浪速区の井岡ジムで練習を公開した。縄跳び1分、シャドー1分半と150秒足らずの練習で切り上げ、手の内を見せない隠密行動をとった。

井岡とのリマッチに向け手の内を隠したレベコ

 レベコは4月、井岡に0-2の判定で敗れて王座陥落。午後2時前に8ヶ月ぶりに井岡ジムを訪れ、報道陣の質問に答えたあと、着てきたトレーニングウエア姿でリングに上がり、縄跳びを開始。縄跳びはさっさと切り上げ、シャドーボクシングでリングを2周動いただけで、汗もかかないうちに帰り支度を始めた。4月の防衛戦の公開練習はスパーリングも含め、90分以上体を動かしていたのに対して、肌もみせないなど秘密主義に徹した。

 練習前にレベコは「非常に調子はいい。最高のコンディションにきている。前回の試合は接戦で、引き分けでもよかったと思っている。井岡のビデオを繰り返し見て、研究してきた。12ラウンド戦う準備は整っている」と落ち着いて答え、「井岡のフットワークを止める自信はある」と強気に語った。

 井岡一法会長は「今回は警戒心が強く、ナーバスになっており、私たちに何もみせたくないのだろう」と分析。レベコ陣営は、今回は昔から担当しているチャーリー・ロドリゲス・トレーナーを帯同しており、「一翔のベルトはオレのもの」(レベコ)と王座奪還になりふり構わず、背水の陣で大みそか決戦に臨むようだ。

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