2016年6月12日日曜日

藤岡vs真道、池山vs花形、あす女子ダブル世界戦

  あす13日、後楽園ホールでゴングとなる女子ダブル世界タイトルマッチの計量が12日、日本ボクシングコミッションで行われた。WBO女子世界バンタム級王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)は53.2キロ、挑戦者で元WBC世界フライ級王者の真道ゴー(グリーンツダ)が53.4キロでクリア。WBO女子世界アトム級王者の池山直(フュチュール)は45.6キロ、挑戦者でOPBF女子ミニ・フライ級王者の花形冴美(花形)は46.1キロで合格した。

 昨年10月に日本女子初の世界3階級制覇を達成した藤岡はこれが初防衛戦。40歳にして衰えを知らず、女子ボクシング界を牽引し続ける第一人者は「最強の挑戦者を迎えて、楽には勝てないと思っているが、みんなに見に来て良かったと思ってもらえる試合がしたい」と女王らしく貫録十分に言い切った。

 真道は2014年、2度防衛していたWBCフライ級王座をメキシコで失い、その後2試合して今回のチャンスを迎えた。グリーンツダジムに移籍して2年近くがたつ真道は「ジムを移籍し、パンチの打ち方から変えて1年以上練習してきたきた。いままで見たことがない真道ゴーを見せられると思う」とこちらも自信満々。藤岡からナンバーワンの座を奪う意気込み十分だ。

 14年に最年長記録となる44歳8ヵ月で王座を奪取し、今回が4度目の防衛戦となる池山は「花形選手とは一度やってみたいと思っていた」と今回の一戦を楽しみにしている様子。岡山市役所に勤務し、無報酬でリングに上がり続ける46歳は「花形さんの出方次第だが、前に出る自分のボクシングを貫きたい」と持ち前のファイタースタイルで31歳の花形を退ける考えだ。

 花形は12年の小関桃(青木)、15年2月の柴田直子(ワールドS)に次ぎ、今回が3度目の世界挑戦。最近はファイタースタイルに加え、中間距離での攻防にも自信を持つ。会見では「いい練習ができた。実力を出せば勝てる相手だと思っている」と自信満々に言い切った。

 明日の興行はアンダーカードも充実。日本S・バンタム級1位のジョナタン・バァト(カシミ)が日本フェザー級13位の中嶋孝文(竹原&畑山)とS・バンタム級8回戦。IBF世界S・ライト級5位の近藤明広(一力)はダーオルアン・ルークバーンスワン(タイ)と62.0キロ契約8回戦。元アマ全日本王者で日本バンタム級14位の上林巨人(竹原&畑山)は元日本S・バンタム級暫定王者の瀬藤幹人(協栄)と8回戦を行う。