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別府優樹が83秒で14連続KO、日本王座挑戦熱望

2016年10月2日 23時35分

 “九州のタイソン”が記録に接近――2日午後福岡・久留米市の地場産くるめで行われた試合のメインカード8回戦に出場した日本ウェルター級8位の別府優樹(久留米櫛間)は、タイのノーランカー、デットナロンチャイ・シッチダープニッドを初回1分23秒KOに沈め、デビュー以来の連続KO勝利記録を「14」とし、浜田剛史と渡部あきのり(角海老宝石)の保持する日本記録15連続KOにあとひとつに迫った。

別府は14連続KOで日本記録にあと1に迫った

 11ヵ月ぶりの地元リングで、別府は試合開始ゴングから前に出てデットナロンチャイに迫り、右をボディーに決めると、タイ選手はあえなくキャンバスに崩れ落ち、そのまま10カウント。別府の次戦は来年1月13日後楽園ホールで、さらにその次は6月に久留米で予定されているが、櫛間昭久留米櫛間ジム会長は「日本タイトル挑戦を受けてくれるなら、6月の試合はキャンセルしてもいい」と語り、日本王者有川稔男(川島)への挑戦をアピールした。有川が11月に予定している防衛戦(後楽園ホール)の会場に別府とともに出向き、改めて挑戦状を出すつもりという。

ミニマム級世界ランカーの榮は圧勝した

 WBO世界ミニマム級15位(日本8位)の榮拓海(折尾)はセミの8回戦に登場。タイのスターボール・トーシリトゥームに2回1分12秒TKO勝ちを飾った。これは榮にとり、3月に熊本で福原辰弥の日本王座に挑んで判定負けして以来の初勝利(7月の再起戦は引き分け)。

 初回はタイ選手もジャブの応酬、右の相打ちなどで意欲を示したが、2回に入り右を放とうとしたところに榮の右ストレートが鮮やかなカウンターとなり、仰向けにダウン。そのまま立つ気配もなく、レフェリーがストップをかけた。

 この日のトリプル8回戦の最初に行われた試合では、加藤亜礼史(YANAGIHARA)がタイのティエンチャイ・ソーカニットソーンに3-0判定勝ち。アクションの少ない試合だった。

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