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2017年2月26日日曜日

ワイルダーTKOでV5、パーカーとの統一戦希望

 米アラバマ州バーミンガムのレガシー・アリーナで25日(日本時間26日)挙行されたWBC世界ヘビー級タイトルマッチは、王者デオンタイ・ワイルダー(米)が挑戦者8位ジェラルド・ワシントン(米)に5ラウンド1分45秒TKO勝利。5度目の防衛に成功した。

 前回のクリス・アレオーラ戦で右拳と右上腕を負傷したワイルダーは慎重な立ち上がり。動きがやや硬く感じられた。対するワシントンは身長が王者よりやや低いものの、体重は約8キロ重く、体格差はない。失うものがない強みか、出だしから伸び伸びと対処。左ジャブから右ボディーを決めて優位に立つ。会場はワイルダーへの声援が飛び交うものの、3ラウンドまでは挑戦者ペースで進んだ。

 4回、ようやくジャブや左ボディーが当たり出したワイルダーは続く5回も攻勢を持続。そして挑戦者の一瞬の隙を見逃さなかった。コンパクトな右がダメージングブローとなり、すかさず左を浴びせるとワシントンはロープ際にダウン。続行に応じたものの、ワイルダーの追撃に晒され、レフェリーが割って入った。

 リング上のインタビューで地元ファンに感謝の気持ちを表したワイルダー(38勝37KO無敗)は思わず目に涙を浮かべる場面も。感激屋の一面を覗かせた。そして当面の敵として前日ヒューイ・ヒューリー(英)とのV1戦決定のニュースが流れたWBO王者ジョセフ・パーカー(ニュージーランド)の名をあげた。善戦したワシントンは18勝12KO1敗1分。Photo/SUMIO YAMADA