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高山勝成がAIBA会長と面会、アマチュア登録を直訴

2017年9月21日 19時23分

 アマチュア登録と東京五輪出場を目指す元プロ世界王者の高山勝成(名古屋産業大)が19日、台湾で国際ボクシング協会(AIBA)の呉経国会長と面会した。「高山勝成選手のアマチュア登録を支える会」が21日発表した。

呉AIBA会長(右)と面会した高山

 WBO世界ミニマム級王者だった高山は4月、東京五輪出場を宣言してプロを引退。日本ボクシング連盟にアマチュア登録を申請したが認められず、その後はアマ登録を目指して署名運動などを展開している。

 高山はこれらの経緯を呉会長に説明。発表によると、呉会長は高山の思いに理解を示し、今後も高山に協力していくことを約束したという。

 AIBAは16年6月の総会でプロ選手の五輪出場解禁を決定。これを受けてリオデジャネイロ五輪には現WBA世界ミドル級王者のアッサン・エンダム(仏)が生まれ故郷カメルーンの代表で出場するなど、何人かのプロ選手が出場した。日本ボクシング連盟はプロ選手の出場を現時点で認めていない。

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