2018年3月27日火曜日

久我勇作が初回TKOでV2 和氣との対戦プラン浮上

  日本S・バンタム級タイトルマッチが27日、後楽園ホール「ガッツファイティング/DANGAN209」のメインで行われ、チャンピオンの久我勇作(ワタナベ)が挑戦者1位の小坂遼(真正)に1回2分13秒TKO勝ち。2度目の防衛に成功した。

 WBC6位を筆頭に4団体で世界ランク入りしている久我が実力を発揮した。スタートから小坂が前に出てボディブローを放ったが、久我は動じることなく力強い右ストレート、左フックを叩き込む。

 開始1分30秒、久我が右を打ち下ろすと、小坂が早くもダウン。ここは何とか立ち上がったが、フィニッシュを狙う久我は左フックを決めて再び挑戦者をキャンバスに突き落とす。小坂は立ち上がったものの、主審が試合を止めた。

 久我は16勝11KO2敗1分。試合後の控室に元OPBF同級王者で現IBF8位の和氣慎吾(FLARE山上)が登場し、勝利を祝福するとともに対戦をアピールした。

 久我は「ファンの望むカード。和氣選手は自分がたいしたことないときからトップ選手だった。その選手とやれるのはうれしい」と語った。渡辺均会長も前向きだった。日本タイトル初挑戦失敗の小坂は16勝8KO4敗1分。

 セミに予定されていた大森将平(ウォズ)の世界挑戦失敗以来となる試合は、コーチ義人(角海老宝石)の体重超過により中止。大森は和氣と2分2ラウンドのスパーリングを披露した。

◇56.0キロ8回戦
田村亮一(JBS)[TKO2回1分50秒]上岡泰(元気)

 昨年日本王者の久我に挑戦して敗れた日本S・バンタム級5位の田村がサウスポー上岡を相手に再起2戦目。田村は初回からガンガン圧力をかけてボディ攻撃。上岡も左ストレート、右フックで対抗するが、田村の前進を止められない。田村は2回、右を決めて上岡が後退。手を緩めず攻め続けると、フラフラの上岡がロープにもたれかかったところでストップとなった。田村は10勝6KO3敗1分。上岡は10勝6KO6敗2分。

◇58.0キロ6回戦
石田凌太[3-0(58-56×2、59-55)]川淵大地(川崎新田)

平成国際大出身の堤と宇津木がデビュー戦勝利

 前座では、平成国際大出身の堤聖也と宇津木秀がワタナベジムからB級プロデビュー。熊本・九州学院高から大学に進学し、国体2位などアマで84勝17敗の戦績を残した堤はS・フライ級6回戦でアロンコーン・ガイシー(タイ)に1回1分31秒KO勝ち。

 埼玉・花咲徳栄高で選抜2位、大学で全日本選手権2位などアマ81勝27敗の宇津木はライト級8回戦でミーチャイヤ・ゲーオクワンリゾート(タイ)に3回32秒TKO勝ちした。