2018年5月5日土曜日

世界3位の亀田和毅 大差判定勝ちで世界挑戦熱望

 元WBO世界バンタム級チャンピオンの亀田和毅(協栄)が5日、後楽園ホール「TOKYO FIGHT CLUB Vol.2」に登場。56.8キロ契約10回戦でダニエル・ノリエガ(メキシコ)に3-0判定勝ちした。スコアは100-88×3。

 S・バンタム級でWBA3位、WBC5位、IBF3位、WBO14位につける亀田は昨年7月、イバン・モラレス(メキシコ)に勝利して以来およそ10ヵ月ぶりのリングとなった。

 スピードと身長で大きく上回る亀田は初回から鋭い左のリードが冴えた。右もガードの上から打ち込み、インサイドに入りたいノリエガを完全にコントロール。2回に左フックを合わせると、ノリエガがグローブをキャンバスにつき、これがダウンと判定された。

 亀田は3回以降、アッパーや左右のボディブロー、左のダブルなど多彩なパンチを打ち込んでペースを上げていく。ノリエガにさほどパンチがないこともあり、自由奔放といった調子でパンチを繰り出していった。

 ノリエガはガッツを見せて手を出すが、亀田の左ボディでダメージを負っていく。亀田は5回終了間際、左ボディで後退したノリエガに襲い掛かり、ノリエガがたまらずキャンバスに転がった。

 6回以降は亀田がまとめればストップとなりそうな状態が続き、フィニッシュは目前かと思われたが、ノリエガも踏ん張って試合は進行。亀田は終盤、ノリエガを前に出させて仕留めようとしたが、最後までダメージを負ったメキシカンを仕留めることはできなかった。

 亀田は35勝20KO2敗。「次につながった。今年中に世界戦、2階級制覇しかない」とファンにアピールした。最後までがんばったノリエガは30勝15KO12敗1分。

日本女子王者の矢吹が11連勝

 前座には日本女子ミニマム級王者の矢吹純(協栄)が登場。48.5キロ6回戦でサオワラック・ナリーペンジー(タイ)に3回1分40秒TKO勝ち。デビューからの連勝を11(6KO)に伸ばした。

 また、亀田3兄弟の従弟、亀田京之介(協栄)が56.5キロ4回戦で渡辺和幸(上滝)と対戦。元日のデビュー戦にTKO負けの京之介は2回1分58秒TKOでプロ初勝利を飾った。

 スピードで上回る京之介は初回から右フック、アッパーなどを決めて優勢に立つと、2回に打撃戦に持ち込み、ストップ勝ちを呼び込んだ。渡辺1勝1KO2敗。