2018年8月12日日曜日

WBO4位の坂本真宏 5回TKO勝ちで世界アピール

 六島ジム主催の第6回610ヤングフェスティバルは11日、大阪市住吉区民センターで開かれ、メインのS・フライ級8回戦は、WBOアジアパシフィック・フライ級王者でWBO同級4位の坂本真宏(六島)が韓国S・フライ級KBF王者のコウ・キチャン(韓国)を一方的に攻めて、5回2分9秒TKO勝ちした。

 大阪市立大学ボクシング部出身で12勝8KO1敗の坂本。唯一の敗戦は現WBO世界フライ級王者、木村翔(青木)に惜敗したものだけに、同大学大学院工学研究科に在籍しながら打倒木村と、世界を目指している。

 その坂本は開始からジャブを突いて、距離を測ってキチャンにペースを作らせなかった。後退するキチャンにボディパンチをヒット、動きを止める工学研究科らしい計算したボクシングを展開した。

 キチャンは頭が低く、坂本は3回にバッティングで左目上をカットするアクシデントに見舞われたが、ギアを上げて攻めを続け、5回にロープに詰めて右フックでダウンを奪った。立ち上がったキチャンに連打を浴びせたところで主審が試合を止めた。坂本のジャブからの回転力のあるパンチが光った一戦だった。

 アンダーカードのS・バンタム級8回戦は、谷口陽祐(奈良)が右ストレートを鮮やかに決めてOPBF同級14位、鯱ドラゴンズ敬太(六島)にKO勝ちした。

 S・フライ級8回戦は、OPBFバンタム級13位、藤本耕太(江見)が寺田達弥(ロマンサジャパン)と対戦、ともに決め手を欠いてドロー。

 また、ミドル級6回戦で大阪商大ボクシング部出身の国本陸(六島)がグォン・ギャンソク(韓国)にダウンを奪ったが仕留めきれず判定でB級デビューを飾った。

◇S・フライ級8回戦
坂本真宏(六島)[TKO5回2分9秒]コウ・キチャン(韓国)

◇S・バンタム級8回戦
谷口陽祐(奈良)[KO1回2分49秒]鯱ドラゴンズ敬太(六島)

◇S・フライ級8回戦
藤本耕太(江見)[引き分け1-1(77-76、75-78、77-77)]寺田達弥(ロマンサジャパン)

◇ミドル級6回戦
国本陸(六島)[3-0(60-54、60-53×2)]グォン・ギャンソク(韓国)