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拳四朗が元王者メリンドとV4戦 10.7井上尚の前座

2018年8月28日 14時51分

 WBC世界L・フライ級チャンピオンの拳四朗(BMB)が28日、都内で記者会見を開き、10月7日の横浜アリーナで元IBF同級王者ミラン・メリンド(比)を迎えて4度目の防衛戦に臨むと発表した。メインではWBA世界バンタム級王者、井上尚弥(大橋)がWBSS準々決勝でフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)と防衛戦を行う。

3連続KO防衛を狙う拳四朗

 挑戦者のメリンドはIBF同級暫定王者だった昨年5月、正規王者の八重樫東(大橋)を初回TKOで下し、年末にはWBA王座を保持していた田口良一(ワタナベ)との2団体王座統一戦に敗れて王座から陥落した。拳四朗は「日本で知名度があって勝ちがいがある相手。これに勝って知名度を高めたい」と抱負を語った。

 昨年5月に世界タイトルを獲得したものの、父の寺地永会長が「拳四朗はこれから世界チャンピオンとして名を上げるスタート地点」と語るように、3度の防衛をはたしたもなお、知名度が高まらないのが拳四朗の悩みだ。

 拳四朗ができることはよりインパクトを与える勝利でファンにアピールする以外ない。寺地会長は「距離をキープして足を使えば勝利は間違いないが、倒す練習をしている」と何度も「倒す」という言葉を使ってKO勝利を強調した。

寺地会長はKO防衛を厳命

 拳四朗本人は「距離を保ちながらズゴーンと」と、2連続KO防衛中だけに自信アリといったところ。WBSSで海外の関係者も多く来日することが予定されており、「いいところを見せて、名前をおぼえて帰ってもらいたい」と意欲的だった。

 今後は、31日から神奈川・茅ヶ崎で4日間の走り込みキャンプ、9月9日にはフィリピンにわたって10日間のスパーリング合宿を敢行。その後は東京の三迫ジムで試合に向けて備える予定だ。試合の模様はフジテレビ系列で生中継される予定。

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