April
26
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

21°C Clear
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > アマ全日本あす決勝 ホープ堤けがで準決勝棄権

アマ全日本あす決勝 ホープ堤けがで準決勝棄権

2018年11月17日 22時53分

 茨城県城里町で開催中の第88回全日本選手権大会は17日準決勝戦が行われ、L・フライ級からL・ヘビー級まで8階級16人の選手が明日の決勝に勝ち残った。

フライ級の田中(右)は坪井に競り勝つ

 この日注目のチャンピオン対決はフライ級で、2年ぶり通算3度目の優勝を狙う田中亮明(中京高校教)にL・フライ級で4連覇した坪井智也(自衛隊体育学校)がフライに上げてチャレンジ。

 ファイターの坪井は立ち上がりから果敢に攻めたが、サウスポーの田中はよく守りつつ的確なブローを繰り出す。やや手数が少なく、試合は接戦のまま3回を終了。判定は3-2と割れたものの、田中が勝ち、明日は柏崎刀翔(福井県連盟)を相手にする。

バンタム級の村田(右)は決勝で松本と対戦

 激戦区のひとつバンタム級は、昨年度王者の堤駿斗(東洋大)がケガで棄権する残念なアクシデント。不戦勝で決勝進出の松本圭佑(東京農大)はこの日、日本大の同僚対決で金子虎旦を5-0で制した村田昴と全日本チャンピオンの座を争う。

 ライト級はリオ五輪代表でこの大会連覇を狙う森坂嵐(東京農大)が一昨年16年度バンタム級王者で昨年決勝でも対戦した木村蓮太朗(東洋大)に手を焼き4-1判定勝ち。決勝はやはり元王者でこの日若手の今永虎雅(東洋大)を制した藤田健児(自衛隊体育学校)と激突する。

ライト級の藤田(右)は若手の今永を振り切った

 森坂の他にディフェンディング・チャンピオンで決勝に残っているのは、L・ウェルター級の成松大介(リオ五輪代表)、ウェルター級金城大明、ミドル級森脇唯人の3人。

 NHK-BS1が明日の全日本選手権大会決勝の模様を午前11時から生中継する。解説鶴木良夫、ゲスト解説はプロの現役世界王者井上尚弥が務める。各級の決勝カードは以下の通り。

LF級 重岡優大(拓殖大)-長谷部大地(駒澤大)

F級 柏崎刀翔(福井県連盟)-田中亮明(中京高校教)

B級 松本圭佑(東京農大)-村田昴(日本大)

L級 森坂嵐(東京農大)-藤田健児(自衛隊体育学校)

LW級 成松大介(自衛隊体育学校)-秋山佑汰(自衛隊体育学校)

W級 金城大明(自衛隊体育学校)-岡澤セオン(鹿児島県体育協会)

M級 森脇唯人(法政大)-細野恭兵(近畿大)

LH級 新田隆人(中央大)-栗田琢郎(日本大)

Related article
関連記事