2019年2月10日日曜日

清瀬天太WBOアジア王座獲得ならず
日向野知恵が女子ミニマム級王者に

 WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定12回戦は10日、兵庫県姫路市の兵庫・ウインク武道館で行われ、同級1位の清瀬天太(22=姫路木下)が同級6位ベン・マナンクィル(26=フィリピン)にダウンを喫するなどして0-3の判定で敗れた。

清瀬(右)は流血しながらも最後まで奮闘

 セミの日本女子ミニマム級王座決定6回戦は同級1位、日向野知恵(34=スパイダー根本)が同級2位、成田佑美(29=姫路木下)を連打で攻め続けて2-1の判定勝ち。日向野は昨年10月31日に三者三様の引き分けに終わった成田との王座決定戦の再戦を制して初のベルトを巻いた。

◇WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定12回戦
ベン・マナンクィル(フィリピン)[3-0(114-113、116-111、116-113)]清瀬天太(姫路木下)

 清瀬は小柄なサウスポー のマナンクィルを最後まで攻めあぐねて、アジアパシフック王座を獲得できなかった。マナンクィルは左ストレート、右フックをたたきつけるように放ち、開始から清瀬の接近を許さなかった。

清瀬は8回にダウンを喫した

 5回にバッティングで右目上をカットした清瀬は持ち味のスピードに乗った連打を発揮できないままの展開が続いた。8回、コーナーで体を入れ替えようとした際に、右フックを合わされてダウン。9回からはボディ攻撃に活路を見出そうと必死で攻めたが、ダウンを奪い返すことができなかった。

 清瀬は「ディフェンスがうまく、全然打たせてもらえなかった。頭から入ってこられて、やりにくかったが、負けは負けで素直に認めます」と悔しさを隠して敗因を語った。清瀬は15勝7KO3敗1分、マナンクィルは17勝4KO1敗3分。

◇日本女子ミニマム級王座決定6回戦
日向野知恵(スパイダー根本)[2-1(58-56×2、58-57)]成田佑美(姫路木下)

 日向野が徹底した接近戦から連打を終始放って念願のタイトルをつかんだ。日向野はスパイダー根本会長の現役当時と同じ低い姿勢から前進を図り、突き上げる左ジャブから左右ボディフックを打ち込んだ。

日向野(左)は終始攻め続けて再戦を制した

 成田はフットワークを駆使して、右ストレートを返そうとするも、日向野の圧力に押された。根本会長は「スタミナの勝利」と笑顔。日向野は「前回の対戦は足が早くてあやつられている気がした戦いでしたが、今日は練習したディフェンスがうまくできたし、体力も負けていなかった。これからはOPBF、世界タイトルを目指してがんばります」と語った。日向野は8勝2KO7敗1分、成田は3勝1KO3敗3分。

◇ライト級8回戦
脇田将士(堺東ミツキ)[TKO7回2分41秒]竹中関太(姫路木下)

◇日本女子フェザー級挑戦者決定6回戦
満田美紀(姫路木下)[TKO2回1分43秒]福田香奈(S&K)