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竹中関汰が平成最後の勝ち名乗り「ボクでいいの?」

2019年4月29日 22時27分

 アポロジム主催の平成最後のプロボクシング興行「APOLLO KO LIVE」は29日、大阪市淀川区民センターで開かれ、メインのライト級8回戦は竹中関汰(22=姫路木下)がダウンの応酬を制して元関西学院大ボクシング主将の宮本知彰(25=アポロ)をKOで破り、平成最後の勝ち名乗りを受けた。

 セミの58キロ8回戦は日本フェザー級18位、OPBF同級12位の横川聡也(33=ミツキ)が左フックを鮮やかに決めて、瀧倫至(25=駿河男児)を6回TKO勝ちした。

竹中(右)は右を決めて宮本を沈めた

◇ライト級8回戦
竹中関汰(姫路木下)[KO2回2分7秒]宮本知彰(アポロ)
「平成最後の勝利者、ボクでいいんですか」。見事なKO劇で勝利者インタビューを受けた竹中はリング上でやや照れ気味だった。竹中はこの試合まで6勝1KO4敗1分の戦績。

「宮本選手には高校時代、スパーリングでボコボコにされたことがあります」と初のメインにも、6勝5KO3敗の宮本の強打を警戒していた。

 1回から宮本がボディへの左ストレートを伸ばし主導権を奪いかけた。竹中はしっかり足を使って距離をキープ、連打を許さなかった。すると2回に、前へ出てきた宮本のアゴに右ストレートを決め、ダウンを奪った。一気に攻め込んだ竹中に今度は宮本が左を叩き込んでダウンを奪い返した。

 ニュートラルコーナーへ向かう宮本だが、足元がふらついたまま。立ち上がった竹中が反撃に転じて再度右で宮本を倒した。起き上がった宮本はファイティングポーズをとるものの、ひざが揺れた状態でカウントアウトされた。

 竹中は「2回目のKO勝ちです。まさか倒せるとは思ってもみなかった。落ち着いて戦えたのがよかった。今年はランキング入りが目標で、お客さんに喜んでもらえる試合していきます」。同門の清瀬天太とスパーリングを重ねて力をつけた。

セミは横川(左)が左フックを決めてTKO勝ち

◇58キロ8回戦
横川聡也
(ミツキ)[TKO6回36秒]瀧倫至(駿河男児)

◇フェザー級6回戦
原優奈(渥美)〔TKO3回2分45秒〕メンドサ・ケビン(駿河男児)

◇女子47キロ6回戦
長井香織(明石)[TKO2回1分42秒]ポーンピモン・ポーンタエム(タイ)

◇バンタム級6回戦
請園慎太郎(神拳阪神)[KO5回3分2秒]川西俊樹(グリーンツダ)

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