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WBO3位の末吉大 あす日本S・フェザー級V4戦

2019年5月3日 15時20分

 あす4日後楽園ホール「ダイナミックグローブ」の計量が3日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの日本S・フェザー級タイトルマッチは、王者の末吉大(帝拳)と挑戦者1位の大里拳(大鵬)がともに58.8キロでリミットの58.9キロをクリアした。

末吉(左)の返り討ちか、大里のリベンジか

 末吉は昨年10月、OPBF王者の三代大訓(ワタナベ)との王座統一戦に引き分けて以来のリング。今回の試合に向かて距離感が狂った時期もあったというが、同門の元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)、尾川堅一らとのスパーで感覚を取り戻した。

 特にリナレスとわずか1回ながら5ラウンドのスパーリングは、世界トップレベルに引けを取らなかったようで「自信がついて、自分のボクシングがさらに突き抜けた」と頼もしい。

 対戦相手の大里は昨年2月の初防衛戦で8回TKO勝ちしている相手だが「違う相手とやる気持ちでいる」と気のゆるみはない。世界ランキングでWBO3位につけており「圧倒的に勝って実力を見せつけたい」と意気込んだ。

 昨年の日本タイトル初挑戦で末吉に屈した大里は同12月、杉田聖(奈良)との挑戦者決定戦を制し、今回は末吉へのリベンジを目指す。

 前回の試合では3回にダウンを奪ったとはいえ、「完敗だった。距離感、ディフェンスのうまさを思い知らされた」。末吉にさばかれた前回の試合を分析して「いかにパンチを当てるか。まずは左を当てないとリズムがつかめない」と王者攻略に取り組んできた。

 あすは大阪から70人の応援団が後楽園ホールに駆け付ける予定。前回の結果もあり、不利が予想される大里は「日本たいとるは勝たなければ意味がない。絶対につかみます」と言葉に力をこめた。

正木(右)はタイトル挑戦をアピールしたい一戦

 セミでは日本S・フェザー級4位の正木脩也(帝拳)がリー・ナムジュン(韓国)と同級8回戦。また、昨年12月アメリカでプロデビュー戦を飾った早稲田大出身の岩田翔吉(帝拳)が日本デビュー。L・フライ級6回戦で18年全日本L・フライ級新人王の亀山大樹(ワタナベ)と対戦する。

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