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重岡優大を迎え撃つWBCミニマム級王者パンヤ公開練習「キャリアの差が試合に出る」

2023年10月2日 15時00分

 7日に東京・大田区総合体育館で開催される「3150FIGHT」でWBCミニマム級暫定王者の重岡優大(ワタナベ)を迎え撃つ正規王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)が2日、東京・五反田のワタナベジムで公開練習を行った。

ミット打ちは軽めだった

 両者は4月に対戦予定が、パンヤのインフルエンザ感染でキャンセル。重岡は代役との暫定王座決定戦に勝利し、パンヤは6月に田中教仁との防衛戦をこなして今回の試合を迎えた。

 3カ月の試合間隔についてパンヤは「問題ない」と話し、むしろ間隔が開かないことを歓迎。この間に200ラウンドのスパーリングをこなし、「ロードワークには特に力を入れた」とフルラウンドを意識してトレーニングを積んできたと明かした。

 重岡については「スピードがある」と評価しながら、「自分もスピードで勝負する」と力強くコメント。ムエタイで200戦、プロで41戦(40勝24KO1敗)とキャリアが豊富なのは間違いなく、初の海外防衛戦にも「経験値の差が試合に出ると思う」と余裕を見せた。

王者パンヤ

 練習は軽いミット打ちを2ラウンド。練習を見守った町田主計トレーナーの第一声は「減量がきつそうですね(パンヤ本人はあと4ポンドと告白)」だった。その上で「右のパンチが多彩。打ち終わりを狙ってくると思うのでそこは警戒している」と語った。

 重岡は4月のウィルフレド・メンデス戦の反省を踏まえて、今回はジャブを磨き、手数とカウンターを意識して練習してきた。優大がプレスをかけて、パンヤが下がるような展開を予想している。ガードの上からでもしっかりパンチを打っていきたい」と青写真を描いた。

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