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国本陸、4.13防衛戦前に3週間豪州合宿 山崎海斗はシーサケットと対戦

2025年2月6日 22時33分

  六島ジム(枝川孝会長)は6日、大阪市のジムで4月13日に住吉区民センターで開催する自主興行「コスメフェリーチェ株式会社PRESENTS You will be the Champion22」のカードを発表した。

会見に臨んだ左から山崎、国本、韓

 メインは日本ミドル級タイトルマッチ10回戦。チャンピオン国本陸(六島)が同級1位京原和輝(博多協栄)との4度目の防衛戦に臨む。国本は昨年12月15日、最強の挑戦者、竹迫司登(ワールドスポーツ)を1回TKOで下しており、上昇一途。この試合に備え、世界に通用する体力、技術力を身につけるため、今月12日から3週間、オーストラリア・ブリスベンに滞在してスパーリング合宿を行う。

 竹迫戦は国本の成長を強くアピールする一戦だった。開始から激しく打ち合い、クリーンヒットで竹迫を2度倒しTKO勝ちした。21年5月、プロ5戦目で竹迫が持つ日本ミドル級タイトルに挑むも、1回に2度倒されてKO負け。この屈辱を晴らしたいとキャリアを積み重ねて、竹迫に挑んでリベンジを果たした。枝川会長はあと3年かけて国本を世界に通用するミドル級戦士に育て上げる構えで、豪州合宿はその第一弾だ。

 国本は合宿に備えて、英会話教室に通っている。合宿の最初の10日間は武市晃輔チーフトレーナーが同行するが、後半は一人で猛者と練習を積んでいく。「チャンピオンカーニバルが控えているが、オーストラリアのハイレベルの選手と拳を合わせて、もっと強くなりたい」と気合いが入っている。

 セミで日本S・バンタム級9位の山﨑海斗(六島)がWBC世界S・フライ級6位、IBF世界バンタム級8位のシーサケット・ルンビサイ(タイ)と戦う。大阪商大出身の山﨑は昨年10月、村田昴(帝拳)を空位のWBOアジアパシフィック級王座を争い、9回TKO負けするも、村田からダウンを奪うなど強さをみせた。元WBC世界S・フライ級王者のシーサケット相手に世界ランキングをつかみにいく。

 また、東農大出身で全日本社会人選手権を連覇して昨年プロ入りし3勝2KOの日本S・フライ級15位、韓亮昊(六島)が4月26日、韓国・ソウルでIBFインターナショナルS・フライ級王座決定10回戦でラミル・ロダ(フィリピン)と対戦する。同王座はJBC未公認だが、タイトルを獲得すれば世界ランキングに近づける。韓は「相手も左構え。左ストレートで倒します」と力を込めた。

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