2014年11月2日日曜日

竹中佳OPBF女子タイトルV1、横田一磨KOデビュー

 OPBF女子L・フライ級タイトルマッチ8回戦は2日、兵庫県明石市の市立産業交流センターで行われ、王者の竹中佳(高砂)が挑戦者同級3位ノンギッグ・シットジャーナート(タイ)を大差の判定で下し、初防衛に成功した。セミの8回戦は日本S・フライ級10位の森川真一郎(VADY)が逆転のKO勝ち。東京国体少年3位のアマ実績がある横田一磨(高砂)が6回戦でデビューし、タイ人選手に初回KO勝ちした。

 竹中は左ボクサーファイターで、7戦全勝3KOとパンチもある。開始から身長、リーチとも上回る竹中が、右ジャブを突き、右回りから左ストレートを狙った。15戦10勝1KO5敗のノンギッグは飛び込もうとするも、竹中のフットワークについていけない。竹中は右をヒットするものの、フォローのパンチがいまひとつ続かず、ノンギッグを追い詰めるまでにはいかない。強烈なダメージを与えることはできないまま、8回を戦い終えた。ジャッジの採点は80-72のフルマークが2人、79-73が1人の完勝だったが、少なかったボディーへの攻撃など課題が残る試合だった。

 「地元でKOと少し力みすぎました。それと練習中に左手首を痛め、連打ができませんでした」と竹中。「IBFランキングにも入ったので、世界を意識して、みなさんの応援に応えられるよう練習を積んでいきます」と意欲を語った。

◇S・バンタム級8回戦
森川真一郎(VADY)[KO3回2分51秒]カエンペッチ・マノプルングロット(タイ)
 立ち上がりから森川ペース。左右フックで一方的にカエンピッチにパンチを浴びせ続けた。しっかりガードするカエンピッチは2回も劣勢だったが、3回に逆襲。攻めを急ぐ森川が右を出したところにカウンターで右を浴びせ、一発形勢逆転のダウンを奪った。腰から落ちた森川は、立ち上がった後、必死で打ち合い、右フックでグラリとさせ、追い込んで左のボディーフックでカエンピッチを大の字にし、立ち上がらせなかった。完勝ペースで試合を進めていただけに、不用意にパンチをもらった日本ランカー森川に反省点が多い試合だった。森川は17勝12KO4敗1分となった。

◇バンタム級6回戦
横田一磨(高砂)[KO1回3分7秒]ファーペッチ・ソープライトン(タイ)
 勧誘された大学の進学を断ってプロの道を目指した相生学院高卒の18歳横田のB級デビュー戦。試合は国体以来1年ぶりだったが、ブランクはまったく感じさせなかった。ゴングとともに飛び出し、右ストレートでいきなりダウンを奪った。このあとも焦ることなく、相手の動きを見ながら、右アッパー、ボディーと連打。体が起きたところに伸びがある右ストレートで8勝1KO6敗のファーペッチを腰から落とした。ファーペッチは立ち上がることができずカウントアウト。横田は威勢のよさを十分に発揮できた。横田のアマ戦績は39戦30勝13KO9敗。