30日に東京･後楽園ホールで行われる「KAMIKAZE5」の記者会見が28日、都内の角海老宝石ジムで開かれ、メインの日本ヘビー級タイトルマッチで激突する王者の藤本京太郎（角海老宝石）と指名挑戦者の石田順裕（グリーンツダ）が出席した。

　昨年4月のノンタイトル戦では、藤本が小差の判定でヘビー級に転向したばかりの石田に勝利。最終決着戦と位置づけられる試合を前に、藤本は「何も変わらずいつも通りです」と淡々と語った。藤本は3度目の防衛戦。

　石田陣営はグリーンツダジムの本石昌也会長が得意のパフォーマンスを披露。石田が藤本からベルトを奪うという前提で、ドンキホーテで購入したというおもちゃのベルトを用意してチャンピオンを挑発した。

　なお当日は日本ヘビー級タイトルマッチのほか、日本S･バンタム級王者の小國以載（角海老宝石）が1位古橋岳也（川崎新田）を迎えての初防衛戦、日本ライト級1位の徳永幸大（ウォズ）と2位の杉崎由夜（角海老宝石）による日本同級王座決定戦も組まれており、トリプルタイトルマッチとなっている。