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和氣慎吾、IBF挑戦者決定戦を前に鬼塚イズム注入

2015年6月2日 16時50分

 6月10日の「第372回ガッツファイティング」(東京・後楽園ホール)でIBF世界S・バンタム級指名挑戦者決定戦に挑む同級6位の和氣慎吾(古口)が2日、都内のジムで練習を公開した。和氣の相手は同級3位マイク・タワッチャイ(タイ)。

和氣慎吾に鬼塚イズム注入(ボクシングニュース)
普段は1時間に及ぶという和氣のミット打ち

 この試合に向けてのスパーリングは30ラウンド程度と決して多いとはいえないが、名トレーナーでもある古口哲会長とのミット打ちで作り上げていくのが和氣の流儀。この日もメディア向けの公開練習ながら熱のこもったミット打ちを30分間続け、古口会長の「それでは倒れないぞ!」の檄が飛ぶ中、和氣は次々とKO必至の強打をミットに打ち込んでいった。

 調整が順調に進む中、今回はかつて古口会長の指導でWBA世界S・フライ級タイトルを5度防衛した鬼塚勝也氏から初めて指導を受けた。和氣は「脚さばきとか、普段の練習では考えないようなことを教えてもらった。同じ師匠なので話をしていて共感するところも多く、教わることが多かった」と大事な一戦を前に、いい刺激を受けた様子だ。

 対戦相手のタワッチャイは32勝21KO7敗1分で、2012年には亀田大毅に敗れるなど日本で1勝7敗と振るわないが、「自分は2度世界戦のチャンスをつぶしている。6月10日は絶対に勝って世界戦につなげたい。挑戦者決定戦ではあるけど、世界戦のつもりで戦う」と油断は一切なし。タワッチャイを一蹴し、王者カール・フランプトン(英)の挑戦者に堂々と名乗りをあげるつもりだ。

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