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池山直が12.19スリランカでV3戦、大統領も観戦予定

2015年11月4日 22時05分

 フュチュールジムの平山靖会長は4日、京都市の同ジムで所属のWBO女子世界アトム級王者、池山直(45)の3度目の防衛戦を12月19日、スリランカ・コロンボで行うと発表した。スリランカでプロボクシングの試合が行われるのは初めてで、地元のマハラジャテレビが午後6時から4時間の全国生中継を行う。池山の前座で、所属のOPBF女子S・フライ級王者、小澤瑶生(30)もタイ人選手とのノンタイトル8回戦を戦う。

スリランカに遠征する池山(左)と小澤

 池山の対戦相手はジュジース・ナガオワ(比国)で9勝1KO2敗の戦績。今年2月の防衛戦以来の試合となる池山は「間合いが開きましたが、その間、自分の弱点を見つめなおし、しっかり練習が積めました。以前から海外で試合がしたい思いはあった。前へ、前へと出て行く自分のボクシングを貫いてスリランカの方々にプロボクシングは面白いと思わせたい」と抱負を語った。池山は岡山市職員の「公務員ボクサー」。試合に備えて、5日間の年休をとっているそうだ。

 この興行には、ボクシングなどスポーツを通じて青少年の育成を図る特定NPO法人「グローバルスポーツアカデミー」(名古屋市・加藤大介理事長)が全面協力。スリランカをはじめミャンマーなどでもボクシングを通じて民間交流を拡大する目的がある。平山会長は「会場のステインスタジオは3000人収容の立派な施設で、アマの試合も行われ、大統領も観戦予定です。京都からは選手だけでなく、京漬物、清酒なども展示して、今後発展が見込まれるスリランカと経済交流も深めていく計画です」と女子ボクシングの海外進出に力が入っている。

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