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リーがゴロフキン戦熱望、あすサンダースとV1戦

2015年12月19日 8時54分

 英国マンチェスターのマンチェスターアリーナで19日(日本時間20日)ゴングとなるWBO世界ミドル級タイトルマッチの前日計量が18日、現地で行われ、王者アンディ・リー(アイルランド)が159ポンド3/4(72.46キロ)、挑戦者1位のビリー・ジョー・サンダース(英)がリミットの160ポンド(72.57キロ)でクリアした。

あす激突する王者リー(右)と挑戦者サンダース

 強打が自慢のリーは昨年12月、マット・コロボフ(ロシア)との王座決定戦に大方の予想を覆してベルトを奪取。初防衛戦となるはずだった4月の前王者ピーター・クイリン(米)戦がクイリンの体重超過によりノンタイトル戦となり、今回がV1戦となる。リーは現地のメディアに次のように語っている。

「(統一王者)ゲンナジー・ゴロフキンと試合がしたい。私は12年前、アマチュア時代に彼に負けている。ゴロフキンはベストだ。でも私はチャレンジがしたい。もしゴロフキンに勝てたら、それは信じられないような栄光だろう。できれば来年6月、マジソン・スクエア・ガーデンで対戦できればと思う。サンダースに勝って栄光の入り口に立つ」

 サンダースは2008年北京五輪代表でここまで22勝12KO無敗。国内のライバルであるクリス・ユーバンクJrに競り勝つなどして、世界初挑戦の舞台にまでたどりついた。いまのところ賭け率は拮抗。激戦のミドル級で生き残るために互いに負けられない一戦だ。

 もう一つのタイトルマッチ、WBO世界ウェルター級戦は王者リアム・スミス(英)が154ポンド(69.85キロ)、挑戦者8位ジミー・ケリー(英)が153ポンド(69.40キロ)だった。スミスはデメトゥリアス・アンドラーデ(米)の王座はく奪による決定戦でジョン・トンプソン(米)を7回TKOで下して新王者に。わずか2ヵ月のスパンで初防衛戦を迎える。16勝7KO無敗のケリーはこれが世界初挑戦。Photo/BoxingScene.com

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