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尾川堅一&石本康隆、あすダブル日本タイトル戦

2016年4月1日 15時42分

 あす2日後楽園ホールでゴングとなる「ダイナミックグローブ」の前日計量が1日、日本ボクシングコミッションで行われ、日本S・フェザー級と、日本S・バンタム級の両タイトルマッチに出場する4選手がリミットをクリアした。

取材に応じる尾川(左)と電車が遅れ時間差で計量の杉田

 S・フェザー級は昨年12月に、内藤律樹(E&Jカシアス)から王座を奪った尾川堅一(帝拳、58.9キロ)が初防衛戦で指名挑戦者の杉田聖(奈良、58.8キロ)を迎える。ここまで17勝14KO1敗と強打を爆発させ、無敗の内藤を下して世界ランキング(WBC8位、IBF11位)も手にした尾川は「守っていてもしょうがない。最初からガンガンいってレベルアップしたところを見せたい」と意欲十分。「2016年は全戦全KO勝利でいきたい」と世界を見据え、強打爆発を宣言した。

 タイトル初挑戦の杉田(11勝7KO2敗1分)は初の日本タイトル挑戦。チャンピオンについて「気持ちのいいボクシングをする強い選手」とその実力を認めつつも「自分も当て勘はあるほうだと思うし、当たれば倒れると思う。何が何でもチャンピオンになって、奈良からでもチャンピオンになれることを証明したい」と闘志を露わにした。

初防衛戦の石本(左)と挑戦者の藤原

 S・バンタム級王者の石本康隆(帝拳、55.3キロ)は昨年12月、久我勇作(ワタナベ)との王座決定戦を制し、プロ35戦目(27勝7KO8敗)にして3度目のチャレンジで日本王座を獲得した苦労人。WBO世界9位にランクされている34歳のベテランは「目指すのはもちろん世界。圧倒的な勝ち方をして石本の次の試合が見たいと思われるようにしたい」とさらなるステップアップを見据えた。あすは300人の応援団が駆けつける予定。

 挑戦者1位の藤原陽介(ドリーム、55.1キロ)はジャブを軸にきっちりボクシングを組み立てる、ここまでの戦績は16勝4KO3敗。初の日本タイトルを迎える藤原は「今回は今までで一番追い込んできたし、自信もついてきた。一発でタイトルを獲って、島根県出身者初のチャンピオンになりたい」と故郷に錦を飾るつもりだ。

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