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メダリスト清水聡が公開練習、9.4デビュー戦

2016年8月27日 18時21分

「ボクシングフェス9.4」(スカイアリーナ座間)の一連の行事が27日にスタート。この日はロンドン五輪銅メダリストからプロ転向した清水聡(大橋=30歳)の公開練習が横浜市内のジムで行われた。デビュー戦前の新人としてはやはり別格、約30人もの報道陣が詰めかけ、清水は精力的に汗を絞った。

デビュー戦まであと8日、精力的に汗を流す清水

 本番まで8日となり、清水は「いい感じの緊張感です」と心境を語った。村田諒太(帝拳)に続く五輪メダリストのプロ入りとあって注目度も高い中、「まずは勝っていかないと話にならない。勝ちに徹したい」と強調した。相手のイ・インギュ(韓)は韓国フェザー級王者。清水の抱く印象は「長身でやりにくい選手」というものだが、イは記録サイトでは身長172センチで、これは清水 の179センチを当然ながら下回っている。

 練習はシャドー4R、ミット打ち3R、バッグ打ち3R、シャドー2Rというメニュー。サウスポースタイルから左右の強打を力を込めて繰り出し続けた。担当の松本好二トレーナーによると「この長身からのパンチですから、右も左も強い。相手は相当嫌がると思う」とのことだ。「試合ではパンチをもらわないことに徹したい」と清水は言うが、これはアマチュアの効きにくいグローブと違って一発の怖さがあるプロへの備えだろう。

 大橋秀行会長は「何もかもが初めてでリングに上がらないと分からない点は心配だが、清水ならやってくれる」と期待を寄せている。

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