シュトルムがIBFタイトル挑戦権獲得
2013年7月7日 15時26分
2013年7月6日 23時28分
7月6日の試合でジェッカー・ブハウェ(比)にフルマークの判定勝ちを収めた岩佐亮佑(セレス)だが、3月の試合に続いて自分のボクシングができなかったとあり、試合後の控え室では首をひねるばかり。岩佐とセレス小林会長の言葉に耳を傾けてみた。
真剣な表情で言葉を交わす岩佐(左)とセレス小林会長 |
まずは岩佐のコメントから。
「前回の反省があったので、減量はめちゃめちゃうまくいきました。でも足が動かない。試合中に『おりゃ~っ』というのが出てこない。へんに消極的になっている。(試合が終わっても)体力なんて全然残ってるんですけど、足だけ突っ張って…。とにかく消極的すぎるというか。変に余裕を持ちすぎているというか。もっと熱い試合がしたいです」
セレス小林会長の分析はこうだ。
「いまはジャブが出ないし、左だけのボクサーになっちゃってる。(サウスポーで前足となる)右ヒザが硬いんですよ。楽な姿勢、楽な姿勢で試合をしようとしている。ヒザが硬くてウエートが後ろに乗っているからジャブが出ないし、ボディブローも出ないし、左ストレートも伸びない。だからタイミングはいいんだけど、(ヒットは多くても)当てるだけの左ストレートになっちゃってる。今日は倒せそうな気が全然しませんでしたから」
ウエートが後ろに乗ってしまうのは、技術的に問題を抱えているのか、あるいは3月の試合でKO負け寸前のピンチを味わった精神的なトラウマが要因なのか…。いまひとつ調子の出ない岩佐だが、世界にはばたく逸材であることは誰もが認めるところ。陣営は今後のプランとして、東洋太平洋チャンピオン椎野大輝(三迫)への挑戦を希望している。これが実現すれば確かに「熱い試合」にはなりそうだ。
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