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ゴロフキン「ジェイコブスに集中」今週末ミドル級戦

2017年3月14日 15時44分

  世界ミドル級3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とWBA“レギュラー”王者ダニエル・ダニエル・ジェイコブス(米)が13日、現地で最終記者会見を行った。両者は18日(日本時間19日)、ニューヨークのマジソン・スクアエ・ガーデンで激突する。

ゴロフキン(左)とジェイコブス、白黒つけばベルトは1本に

 ゴロフキン(36勝33KO無敗)とジェイコブス(32勝29KO1敗)の試合は団体内統一戦ながら、メディアの関心は、9月に開催が期待されるゴロフキンとサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)のビッグマッチの行方に集中しがち。ゴロフキンは公開練習の際、カネロ戦に関する質問に「いまはジェイコブスに集中している」といらだちを見せながら、ライバルについてコメントもしている。

 5月6日に開催が決定したカネロとフリオ・セサール・チャベスJr(メキシコ)との試合については「ベルトを失ったカネロと、復帰したかったチャベスJr、双方にとっていいファイトだが、カネロのほうが若く、パワーもある」と評価した。

 ゴロフキンとカネロは昨年から対戦交渉が持たれながら、カネロがミドル級リミットの160ポンド以下での試合を主張するなどして契約にいたらなかった。その上で今回、カネロがチャベスJrと164.5ポンド契約で戦うということには「ボクシングは154、160、168だ。164.5ってなんだ? 新しい階級なのか?」と強く不満を示した。

 ゴロフキンは6月に故郷カザフスタンでWBO王者ビリー・ジョー・サンダース(英)と統一戦を行うという話も浮上している。まずは本人も言うように、ジェイコブスとの一番をクリアしなければ始まらない。Photo:Tom Hogan/HoganPhotos/K2Promotions

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