パーカーがWBOヘビー級初防衛、NZ地元紙は酷評
2017年5月6日 23時58分
2017年5月6日 20時33分
日本S・フェザー級1位の金子大樹(横浜光)が6日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」のメインイベントに登場。日本同級6位の東上剛司(ドリーム)に7回1分53秒TKO勝ちした。セミに登場した41歳の佐々木基樹(帝拳)は石川元希(M.T)に敗れ、現役引退となった。試合の模様は14日(日)17時30分からCS放送日テレG+で放送される。
元日本王者の金子が初回からジャブで主導権を握った。東上のアタックは金子のジャブで封じられる。金子は徐々にペースアップし、3回には左ボディ、右アッパー、右ストレートと立て続けに打ち込んで、東上は左目上部から出血した。
金子はここからKOを狙い、右ストレートをバシバシと打ち込んでいった。東上も気迫でパンチを出して試合をあきらめないが、被弾が激しく、ダメージを蓄積していった。金子はやや攻めが単調で東上に粘られたが、7回に連打を打ち込んだところでようやくストップとなった。
金子は15年の連敗からこれで5連勝(4KO)で26勝18KO5敗3分。「もう一度日本タイトルを獲りなおして、国内で最強を証明したい」と語った。昨年10月、最強後楽園日本タイトル挑戦者決定戦で杉田聖(奈良)に敗れて以来のリングで連敗の東上は13勝2KO15敗5分。
41歳の佐々木基樹「これで続けるわけにはいかない」
◇ライト級6回戦
石川元希(M.T)[3-0(58-57、58-56、59-55)]佐々木基樹(帝拳)
元日本、OPBF王者で日本ライト級8位の41歳、佐々木は昨年2月に復帰してこれが4戦目。序盤は長身サウスポーの石川が距離を支配し、左ストレート、カウンターで試合を優位に進めた。佐々木は3回、接近戦で左を決め、石川の右目上部をカットしたがあとが続かない。負傷した石川は4回以降も距離を取って断続的に左ストレート、右フックを佐々木に打ち込んだ。
前に出られず、手数も伸びない佐々木は最終回、打撃戦に石川を引きずり込みかけたが、劣勢を覆すにはいたらなかった。自分のボクシングを貫いて勝利の石川は9勝5KO1敗。佐々木は42勝26KO11敗1分。敗北を認めた上で「強いことが証明できないなら引退するしかない」と控え室で現役引退を明言した。
◇S・フライ級6回戦
松原陵(帝拳)[中止]ダウット・マノップカーンチャーン(タイ)=棄権
◇ウェルター級6回戦
豊嶋亮太(帝拳)[KO4回2分32秒]馬場一浩(REBOOT)
日本ウェルター級11位の豊嶋がジャブ、右ストレートで試合を優位に進めたが、馬場も左ボディブロー、右を打ち込んで対抗。しかし4回、豊嶋が左フックを決めて畳みかけると馬場がダウン。立ち上がったが10カウントとなった。昨年の全日本新人王、豊嶋は7勝5KO1敗1分。馬場は5勝3KO5敗2分。
◇ライト級6回戦
利川聖隆(横浜光)[3-0(58-56×2、59-55)]上村優(ドリーム)
◇54.5キロ6回戦
大嶋剣心(帝拳)[中止]吉松大樹(協栄)=棄権
◇59.5キロ6回戦
及川唯(川崎新田)[TKO4回2分58秒]綱嶋亨平(RK蒲田)
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