超リラックスの拳四朗「当日はスイッチを入れる」
2017年5月19日 14時46分
2017年5月19日 14時38分
あす20日、有明コロシアムでゴングとなるトリプル世界タイトルマッチの計量が19日、九段下のホテルグランドパレスで行われた。WBC世界フライ級タイトルマッチは、王者のフアン・エルナンデス(メキシコ)が200グラム・オーバーで計量失格。秤の上で王座を失った。
比嘉はリミットの50.8キロで合格。エルナンデスは来日してから減量に苦しみ、この日は朝9時の時点で400グラム・オーバー。13時の計量までに200グラムしか落とせず、2時間の猶予が与えられたが、13時40分ごろ早々にギブアップした。
エルナンデスの王座はく奪により、試合は空位の王座決定戦として行われ、比嘉が勝てば新王者に、エルナンデスの勝利か引き分けの場合、王座は空位のままとなる。エルナンデスは当日16時の計量を義務付けられた。このときのリミットは明らかにされなかった。
比嘉「沖縄から久々のチャンピオンになる」
計量を終えた比嘉は「前回と同じくらい減量がきつかった」と語ったが、甘酒とココナッツウォーターで喉を潤してリカバリーをスタート。「沖縄から久々にチャンピオンにならないといけない。チャンピオンになってからのボクシング人生を長くしたい」と必勝を誓った。
比嘉が王座を獲得すれば、1992年にWBA世界J・ウェルター級王座を獲得した平仲明信以来、沖縄勢として25年ぶりの世界タイトル獲得となる。
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