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ジョシュア次戦 ホワイト有力、ワイルダーは難航か

2018年12月26日 16時54分

 先週土曜日22日ロンドンのO2アリーナでデリック・チゾラ(英)との再戦に11回KO勝ちしたディリアン・ホワイト(英)がヘビー級3冠統一王者アンソニー・ジョシュア(英)の次回対戦相手に抜擢される可能性が高まった。チゾラ戦後、ジョシュアとホワイトをプロモートするエディ・ハーン氏(マッチルーム・スポーツ)が明かした。

次戦は4月ウェンブリー・スタジアムが用意されるジョシュア

 ハーン氏は来年4月13日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムにジョシュアの防衛戦を設定。今月15日ニューヨークで行われたカネロ・アルバレスvsロッキー・フィールディング戦の前、米国メディアにWBCヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(米)との対戦交渉が続行されると強調した。

 その時ハーン氏はジョシュアvsワイルダーは試合が実現した場合、リマッチの条件が盛り込まれていることを示唆した。そして条件次第で初戦が米国で挙行される可能性があるとも語った。

 しかしその後、この4タイトル統一戦の交渉が進展しているニュースは聞かれず、ワイルダーは激闘で沸かせた元統一王者タイソン・フューリー(英)とのダイレクトリマッチが組まれる見通しも強い。

 WBCとWBOで1位を占めるホワイトは15年、世界王座を獲得する前のジョシュアと対戦。7回TKO負けしたが、ファンをエキサイトさせる善戦を披露。その後9連勝、今回のチゾラ戦でもスペクタクルなフィニッシュを決め、「ジョシュアに挑戦すれば、ものすごいファイトになる!」とハーン氏はアピールする。Photo/SUMIO YMADA

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