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井上岳志が王者と会見「日本にベルトを持ち帰る!」

2019年1月25日 10時20分

 ゴングまであと2日となったWBO・S・ウェルター級タイトルマッチの記者会見が会場となる米ヒューストンのトヨタ・センターで行われ、王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)と挑戦者3位の井上岳志(ワールドスポーツ)が出席。試合は現地時間26日、同センターで挙行される。

試合会場のトヨタ・センター、収容人員は2万人に迫る

 進行役のプロモーター、オスカー・デラホーヤ氏から先に指名された斎田竜也ワールドスポーツジム会長は「ムンギア選手は素晴らしいチャンピオンでスーパースター候補でパンチの強いボクサー。しかし井上は勝つために練習に打ち込みました。応援してくださる日本のファンへベルトを届けたいと思います」とあいさつ。続いてデラホーヤ氏から紹介された井上はすべて英語でスピーチ。

「この機会を設けていただいたすべての皆さんに感謝したいと思います。ムンギアはグレートチャンピオンで、土曜日はグレートなファイトが待っています。私はWBOベルトを日本へ持ち帰るために全力を尽くします」(井上)。デラホーヤ氏は思わず「グッド、イングリッシュ!」と褒めたたえた。

 続いてムンギアは「テキサスで初めての試合だけど皆さんに歓待してもらい、メキシコで戦うのと変わらない。コンディションは良く、タイトルは日本へは移動しない。メキシコに留まる。メキシコのためにとりわけ地元ティファナのために素晴らしい一戦を披露します」と自信をうかがわせた。

王者ムンギア(左)と井上、身長差はおよそ10センチ

 セミ格で行われるWBAフェザー級タイトルマッチはレギュラー王者ヘスス・ロハス(プエルトリコ)vs挑戦者ツァン・シュー(中国)のカード。前回、防衛戦で判定負けしたものの、WBAルールにより王座安泰だったロハスは「リングに立つのが待つ切れずエキサイトしている」と発言。対するシューは「2度目の世界王座挑戦で中国にタイトルを持ち帰る」と意気込みを語った。

 明日25日午後2時半からヒューストン市街で計量の予定。米国ではスポーツ・ストリーミング配信サービスのDAZNが中継。デラホーヤ氏は5月にDAZNで放映されるカネロ・アルバレスvsダニエル・ジェイコブスをしきりに宣伝していた。Photos : Tom Hogan-Hoganphotos/Golden Boy Promotion

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