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旭道山のおい波田大和 日本ユースSFe級決勝進出

2019年9月2日 20時11分

 日本ユース・トーナメントS・フェザー級準決勝6回戦が2日、後楽園ホールで行われ、元大相撲小結の旭道山の甥、波田大和(帝拳)が大保龍球(神奈川渥美)に3回2分39秒TKO勝ちした。

波田は得意の左で大保をキャンバスに沈めた

 サウスポー波田は初回、相手の右をパンチを外して左を打ち下ろすと大保が尻もちをつくダウン。ここからやや狙いすぎた波田だったが、3回に距離が詰まったところでワンツーを決めて2度目のダウンを奪うと、さらに攻めたてたところで大保陣営が棄権を申し出た。

 波田は埼玉・花咲徳栄高時代にインターハイで2位になるなど活躍して15年にプロデビュー。自身初のタイトル獲得を目指している。波田の父で行司の木村寿之介さんが旭道山の実弟。波田は9勝9KO1敗。「相手はどちらが勝ってもサウスポー。しっかり対策をしたい」。大保は6勝3KO3敗。

初メインを終え、報道陣の取材に答える波田

 もう一つの準決勝、脇田将士(ミツキ=日本ライト級14位)vs石井龍誠(伴流)は9月16日、大阪府堺市の大浜体育館で行われる。

 前座では、埼玉・花咲徳栄高、平成国際大出身の矢代博斗(帝拳=アマ戦績75勝19敗)と、熊本・秀岳館高、拓大出身の野田賢史(帝拳=アマ戦績45勝16敗)がB級デビュー戦でTKO勝利を飾った。

舟山は久々のKO勝ち、今後上位を目指す

◇S・バンタム級8回戦
舟山大樹(帝拳)[TKO2分47秒]ソーポン・クラーチュン(タイ)
 体格で上回るサウスポー舟山が左スレートをボディに打ち込む立ち上がり。逃げるソーポンを追いかける舟山はやや攻めあぐねたが、4回に左ボディフックで2度のダウンをゲット。最後は主審が割って入った。舟山は7連勝で10勝3KO3敗1分。ソーポンは5勝1KO4敗。

◇S・ウェルター級6回戦
辻本純平(帝拳)[TKO2回1分25秒]キム・ジンスー(韓)
 日本ウェルター14位の辻本は開始1分、長身から右を打ち下ろしてキムをキャンバスへ。辻本はその後も攻め続け、2回に主審がキムを救った。辻本は6勝4KO1敗3分。キムは4勝3KO4敗。

◇ウェルター級6回戦
セオ・タエヨン(韓)[TKO5回2分31秒]中村駿介(帝拳)
 中村はジャブ、左ボディを決め、3回に左フックでダウンを奪った。しかし、頭を振って圧力をかけるセオに右アッパーを断続的に浴びてロープをたびたび背負わされた。5回に攻め込まれ、右アッパーをもらったところでストップ。セオは5勝1KO1敗。中無rあは7勝6KO4敗1分。

元日本王者の矢代義光さんの遠縁にあたる矢代は白星デビュー

◇S・バンタム級6回戦
三尾谷昂希(帝拳)[KO4回1分6秒]アヌラック・マドゥア(タイ)

◇バンタム級6回戦
矢代博斗(帝拳)[TKO2回2分43秒]アドゥンデット・コンウォン(タイ)

◇L・フライ級6回戦
野田賢史(帝拳)[TKO1回1分5秒]ソンポン・バーンエーム(タイ)

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