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日本女子フェザー級は三好喜美佳が王座奪取

藤原芽子ダウン応酬制す OPBF女子フェザー級V2
日本女子フェザー級は三好喜美佳が王座奪取

2019年9月24日 0時17分

 真正ジム主催の「第64回リアルスピリット」は23日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で開催。メインのOPBF女子フェザー級タイトルマッチ8回戦は、ダウンの応酬の打撃戦となり、チャンピオン、藤原芽子(真正)が日本女子バンタム級3位、若狭与志枝(花形)を7回負傷判定で破って、2度目の防衛を果たした。

藤原(右)はダウンを奪われてからの逆転勝ち

 セミの日本女子フェザー級タイトルマッチ6回戦は、同級1位、三好喜美佳(川崎新田)がジャブを突き、常に先手を取ってチャンピオン、満田美紀(姫路木下)に2-1の判定で競り勝った。OPBFで3階級制覇をしt35歳の三好は4連敗中だったが、キャリアを生かして初の日本タイトルを手にした。満田は初防衛に失敗した。

4連敗中だった三好(左)はうれしい日本王座戴冠

 アンダーカードの60.5キロ契約8回戦で、元日本フェザー級王者の坂晃典(仲里)がインドネシア選手に3回TKO勝ち。4月にWBOアジアパシフィックS・フェザー級王座決定戦でジョー・ノイナイ(フィリピン)に2回KO負けしてからの再起を果たした。

OPBF女子フェザー級タイトルマッチ8回戦
藤原芽子(真正)[7回1分44秒負傷判定3-0(67-64×2、67-65)]若狭与志枝(花形)
 高校生を頭に3人の子どもを育てる38歳のママさんボクサー、藤原がジャブからの右ストレートで序盤を支配しかけたが、3回に右フックを受けてダウン。若狭がパワーで圧倒していくかに見えた。

しかし、足をもつれさせながら藤原は驚異の回復力をみせて、打撃戦に持ち込み、5回は右ストレートで若狭を前のめりにさせた。この回終了後に若狭のグローブがキャンバスに着いたとダウンが認定され、藤原がポイントを奪い返した。

 6回からは藤原ペース。若狭が出るところに左フックを命中させた。7回、偶然のバッティングで若狭の右側頭部の出血が激しくなり、ドクターストップ。藤原が逆転で防衛に成功した。若狭は3回にダウンを奪った後、攻め込めなかったのが悔やまれる。藤原は9勝3KO3敗2分、若狭は6勝2KO2敗。

元日本王者の坂(左)は復活をアピールした

◇日本女子フェザー級タイトルマッチ6回戦
三好喜美佳(川崎新田)[2-1(58-56×2、55-59)]満田美紀(姫路木下)

◇60.5キロ8回戦
坂晃典(仲里)[TKO3回2分8秒]イサック・ジュニア(インドネシア)

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