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弟の拓真も好調「今晩も焼き肉を食べる」

WBSS決勝まで3週間切った井上尚弥「ほぼほぼ順調」
弟の拓真も好調「今晩も焼き肉を食べる」

2019年10月19日 1時28分

 11.7さいたま決戦まで3週間を切った井上兄弟。18日は定例のトレーニング公開日で、尚弥&拓真はともに順調そうな仕上がりをうかがわせた。

 この日はともにスパーリングは行わずシャドーやミット、バッグ打ちのメニューだったが、それでも詰めかけた数多くの報道陣を退屈させることのない力のこもった中身。「毎日見ているのに、それでも尚弥はロドリゲス戦後また伸びたと思わせる。また今回は、特に拓真がサウスポーに対してグーンと伸びた」と、大橋秀行会長もご機嫌である。

ドラムミットで汗を流す尚弥

 ノニト・ドネア(比)とのWBSSバンタム級決勝戦が近づく尚弥は「(好不調の)波もなく、ほぼほぼ順調にきました」と、明るい表情。減量もイイ感じの様子で、「練習後で残り4キロぐらい」という。

 練習は、シャドーにしても一分の隙もない動きを見せ、まさに絶好調をうかがわせるものだった。「前回の試合(対ロドリゲス)が終わってからずっとモチベーションが高い。今回(決勝が)終われば、ひと区切りになると思います」と語ったように、高いレベルでモンスター尚弥は集中力をキープしている。

拓真も心身ともに好調の様子だ

 ノルディーヌ・ウバーリ(仏)とのWBCバンタム級王座統一戦に臨む拓真も自信をアピールした。この日は松本好二トレーナーを相手にチェックも行い、これは「(ナチュラルな)サウスポーのスムーズに出る左パンチにも反応を試しておきたいから」という理由から。

 ウバーリは難敵だが、試合が正式に発表された段階よりも格段にサウスポー対策で自信を深めており、「やってみないと分かりませんよ」とニヤリとするほど仕上げてきている拓真である。こちらは尚弥のように残り体重を明かすことはしなかったが、「今晩も焼肉を食べます」というように心配ご無用といった体だった。

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