元世界L・フライ級統一王者、田口良一さん引退式
“兄貴分”内山高志さんと惜別スパー
2019年12月10日 21時37分
2019年12月10日 17時18分
23日横浜アリーナでゴングとなるトリプル世界タイトルマッチで、IBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に挑戦する元3階級制覇王者の八重樫東(大橋)が10日、横浜市内のジムで練習を公開した。
スパーリングを始めた当初は周囲が心配するほど内容が悪かったというが、「少しずつ取り戻した感がある。いい意味で自分を追い込める材料になっている」と八重樫。松本好二トレーナーとのミット打ちではスピード感あふれる動きを披露し、ここまでの仕上がりはかなり良さそうだ。
とはいえ、37歳のムザラネは固いガードと手数を武器とするなかなかの難敵であることは間違いない。ムザラネの硬質のなパンチについて問われた八重樫は「顔は腫れると思います」とある程度の被弾を覚悟した上で、「もらうのは勝ちへの布石だと思う」と答えた。
リーチが長く、テンポよく手を出してくるムザラネを攻略するにはリスクを背負う必要があるということだ。八重樫は「いい状態で打ち合いに持っていくなり、足を使うなりしたい。どのみち判定までいくと思うので、いろいろなプランを考えている。それがどこではまるのか、はまらないのかは分からないけど、風を感じながらやっていきたい」とリングの中で臨機応変に対応していくつもりだ。
この日はサンドバッグ打ち、ミット打ちをみっちり行い、フィジカルトレーニングも歯を食いしばりながらきっちりこなした。賞味1時間半の中身は公開練習としてはかなりハード。「やりすぎじゃないのか」という大橋秀行会長の声を聞くと「歯磨きと一緒です。標準ですよ」とサラリ。通算4度目の世界王座獲得に向け、八重樫の闘志は徐々に高まっている。
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