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WBSS優勝のテイラー 差別発言で罰金&謝罪

2019年12月19日 15時58分

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のS・ライト級で優勝。IBF・WBA“スーパー”統一S・ライト級王者に就いたジョシュ・テイラー(英=写真)が15日未明、地元スコットランドのエジンバラでトラブルを起こし、罰金を科される事態が発生した。

 テイラー(28)は友人とパーティーに出席した際、警備員に「ゲイ」とか「オレンジ野郎」といった差別用語を発して中傷し、暴力まで振るおうとした。通報で駆けつけた警察に拘束されたテイラーは350ポンド(約5万円)の罰金を払い、裁判所での公聴会出席を義務づけられた。コカイン所持の疑いもかけられたが、それはなかったもようだ。

 事件後テイラーは「馬鹿げた発言をし、法律に触れる行為に出たことを恥かしく思います。迷惑をかけたことを全面的に謝ります。行き過ぎた行動をしてしまいました。2度と繰り返しません」と平謝り。WBSS優勝という栄誉に自ら泥を塗ったことを恥じた。

 リング登場はまだ先のようだが、S・ライト級のWBC・WBO統一王者ホセ・ラミレス(米)との4冠統一戦を実現し、“比類なき”王者になることを目標としている。

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