マッチルームボクシングUSAは4月17日にメリーランド州オクソンヒルで開催するイベントの概要を発表。メインイベントに元WBA世界S･ライト級王者レジス・プログレイス（米＝写真右）と元WBO同級王者モーリス・フッカー（米＝同左）の一戦を用意した。

　プログレイス（24勝20KO1敗）は昨年10月、ジョシュ・テイラー（英）とのWBA･IBF王座統一戦に敗れてプロ初黒星を喫し、今回がその試合以来のリングとなる。フッカー（27勝18KO1敗3分）は昨年7月、WBC王者ホセ・カルロス・ラミレス（米）との王座統一戦に敗れて無冠に。同年12月の再起戦に勝利している。

　両選手ともにトップ戦線から一歩後退しているだけに、再浮上をかけたサバイバルマッチとなる。

　同じリングではルーク・キャンベル（英）とハビエル・フォルトゥーナ（ドミニカ共和国）がWBCライト級王座決定戦。WBCは王者だったデビン・ヘイニー（米）が負傷により休養王者にシフトしている。

　ロンドン五輪金メダリストのキャンベル（20勝16KO3敗）はこれまで2度世界に挑戦し、ホルヘ・リナレス（帝拳＝ベネズエラ）とワシル・ロマチェンコ（ウクライナ）の軍門に下っており、今回が3度目の正直。元WBA･S･フェザー級王者のフォルトゥーナ（35勝24KO2敗1分1無効試合）は2階級制覇を狙う。