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「将来は10万人が参加する競技にしたい!」

アマ普及委員就任の赤井英和さん記者会見 
「将来は10万人が参加する競技にしたい!」

2020年9月25日 14時06分

 アマチュアを統括する日本ボクシング連盟の男子普及委員に就任した元ボクサーで俳優の赤井英和さんが25日、オンラインで記者会見を開き、委員就任の抱負を語った。

オンラインで会見した赤井さん

 近畿大の後輩でもある連盟の内田貞信会長から依頼を受け、委員就任を即OKしたという赤井さん。会見では「ボクシングに出会えていまがある。俳優として31年間いてますけど、デビューはボクシングを題材とした映画『どついたるねん』だった。ボクシングにはずっと感謝しているし、恩返しをしたいという気持ちも強くあった」とまずは普及委員就任の経緯を語った。

 俳優だけでなくバラエティーもこなす赤井さんは会見で早速その“実力”を発揮。自ら「(女子強化・普及委員に就任した)しずちゃんと2人でどつき漫才でもやろうかな」と切り出したかと思えば、「恩返しは何倍返しですか?」と問われ、「千倍返しだ!」と即答するあたりはさすがだ。

 目標を問われた赤井さんは「いまボクシング人口が4300人くらいと聞いていますが、将来は10万人が参加するような競技になってほしい。たくさんの人に会場に足を運んでほしい」とアマチュアボクシングの普及に熱い情熱を見せた。

 具体的な活動方針はまだ決まっていないというものの、今後は連盟が主催する大会に顔を出したり、大会の宣伝をしたりするほか、オリンピック出場選手に自らの体験談を話す機会も設けられそうだ。

 赤井さんは大阪・浪速高時代にボクシングを始めてインターハイで優勝。近畿大時代はモスクワ五輪の代表候補となった。プロに転じて“浪速のロッキー”のニックネームで1985年までリングに上がり、引退後は俳優として活躍している。

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